高校生が企業と共に社会課題に挑戦する新たなプロジェクト発足

高校生が企業と共に挑む社会課題探究プロジェクト

Loohcs株式会社が運営する「ルークス志塾」は、10月9日の『探究の日・塾の日』に合わせて、高校生、企業、教育機関が協力して社会課題に取り組む新たな探究プロジェクトを始動しました。このプロジェクトでは、高校生が現実社会の問題に触れ、企業や教育機関と共に問題解決に挑戦することで、学びのプロセスを重視しています。

プロジェクトの目的と背景

高校生が社会課題を探求する意義は、現代においてますます重要になっています。多くの高校生は、実社会の課題に触れる機会が少なく、自身の探究力を活かす場が限られています。ルークス志塾では、こうした状況を踏まえ、高校生と企業・教育機関が協働し、実践的な学びの場を提供しています。具体的には、以下の3つの目的があります。

- 高校生が思考力、課題解決力、発表力を育むこと。
- 学生の新たな視点や柔軟な発想を企業や教育機関と共有すること。
- 社会的価値を共創し、地域貢献に寄与すること。

初回プログラムの様子

プロジェクトの初回プログラムは、株式会社丸幸との連携で実施されました。秋葉原を舞台に、ごみ問題をテーマにしたフィールドワークが行われ、高校生たちは街頭でごみの回収状況を観察しました。午後は、アプリを用いたポイント付与や分別しやすい回収ボックスの設計といった解決策を提案。企業からはインセンティブ設計やコストの視点でフィードバックを受け、高校生たちは「挑戦する過程の重要性」を実感しました。

企業と教育機関へのメッセージ

このプロジェクトで大切にしているのは、学びのプロセスです。成果を短期間で実現することや大規模な集客を目的とするものではなく、少人数であっても、課題に向き合って挑戦するその過程が大切だと考えています。企業のCSRや地域貢献、そして教育機関との協力を通じて、社会的意義のある取り組みを進めていきます。

今後の展望

10月9日には、プロジェクトの理念に共感する賛同パートナーの募集が開始され、オンラインイベントが開催される予定です。このイベントでは初回事例の報告が行われ、「社会と繋がる探究学習」の可能性について議論がされます。私たちは、多様な社会課題に挑戦する場を創出し、高校生、企業、教育機関が共に学び合うネットワークの構築を目指します。

Loohcs志塾の特徴

Loohcs志塾は、大学受験に特化した予備校であり、特に総合型選抜（旧AO入試）対策に力を入れています。多くの生徒が難関大学に合格し、中でも慶應義塾大学には毎年100名以上が合格しています。個別指導を基本としながら、少人数の議論も取り入れ、柔軟な指導を行なっています。自己分析を通じて生徒が自分の目標を設定する手助けも行い、対面またはオンライン指導を選択できる環境を整えています。

Loohcs株式会社について

Loohcs株式会社は「すべての人を主人公に」というビジョンを掲げています。リベラルアーツ学習と実践的なスキルを学ぶプロジェクト学習を通じて、子どもたちが自らの人生を「美しい物語」として語れるような場を創出しています。私たちは、高校生、企業、教育機関との共創を大切にし、未来の社会を共に築いていくことを目指しています。