サステナブルシーフードアワード
2020-10-16 13:52:29

ジャパン・サステナブルシーフード・アワード 第2回ファイナリストの発表と持続可能な取り組み

ジャパン・サステナブルシーフード・アワード 第2回ファイナリストの発表



日本の海洋資源を守るための取り組みが一堂に会する「第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード」のファイナリストが発表されました。このアワードは、持続可能な水産物の利用を促進することを目的としており、さまざまな団体や企業が海洋問題に対して真剣に向き合っています。

リーダーシップ部門



先進的な取り組みを行った企業や団体が評価されるリーダーシップ部門では、以下の3つのファイナリストが選ばれました。

株式会社きじま


「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」をテーマに、和食レストラン初のMSC・ASC認証水産物を導入し、40万人以上のお客様に提供しました。また、コロナ禍でも新たに仕出し・ケータリング事業やお弁当事業の展開を進めています。

生活協同組合コープみらい


水産資源を守るために2017年から取り組んできました。「みんなでおためし!海のエシカル」と称したイベントでは、組合員や消費者が水産資源の現状を学ぶ機会を設け、理解を深めています。

日本生活協同組合連合会


水産物の持続的利用と責任ある調達を目指し、「日本生協連CO・OP商品の水産物調達の考え方」を策定。不正確な情報の排除や持続可能性の向上に向けた取り組みが進行中です。

コラボレーション部門



コラボレーション部門では、特に注目すべき取り組みがありました。

Gyoppy!(ギョッピー)


ヤフーやマルハニチロなど複数の企業が連携したこのプロジェクトは、漁獲量の減少や塑化成分問題などの課題を広く伝え、読者のアクションを促しています。

株式会社ゼットンと株式会社ニチレイフレッシュ


この企業たちは、環境保全のためのサステナブル・シーフード提供を拡大する取り組みを進めています。これにより、持続可能な水産物の選択肢を広げています。

海光物産株式会社


ブロックチェーン技術を活用した新たなビジネスモデルを構築し、消費者が魚のストーリーを知ることができるシステムを導入しました。

高知カツオ県民会議の挑戦



高知県内の経済界、大学、自治体が一丸となってカツオ資源減少の情報発信や、資源の動向調査に取り組んでいます。特に、2021年のMSC認証取得を目指している高知かつお漁協の活動が注目されています。

結論



今回のジャパン・サステナブルシーフード・アワードでは、リーダーシップ部門とコラボレーション部門それぞれにおいて多様な取り組みが評価されました。これらの活動は、日本の水産業が持続可能な未来を築く上で重要な役割を果たしています。私たちもこれらの取り組みを応援し、海の恵みを未来に残すためのアクションを起こしていく必要があります。詳細は公式サイトをチェックしてください!

会社情報

会社名
株式会社シーフードレガシー
住所
東京都港区東新橋2-9-1 CIRCLES汐留 7階
電話番号

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