エニトグループが千葉県警と連携しSNS型詐欺対策に取り組む

エニトグループと千葉県警察が織りなす安全な出会いの未来

近年、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が全国的に増加しており、特に千葉県では2024年度の被害金額が前年に比べて大幅に増加し、28億円に達する見込みです。この状況を受けて、エニトグループが千葉県警察と手を組み、利用者を対象に注意喚起の啓発活動を実施しました。

エニトグループは、マッチングアプリ「with」と「Omiai」の運営を行う企業であり、ユーザーの安全を第一に考えています。トラスト＆セーフティー室の設置をはじめ、グループ内での不正ユーザー監視システムを強化し、24時間365日体制でサービスを見守っています。特に悪質なユーザーを早期に識別し、厳封するための取り組みが進められています。

千葉県警との連携

千葉県警察では、SNS型詐欺の手口や対策を詳しく説明するため、公式Xに情報を発信しており、エニトグループとの連携によって、マッチングアプリユーザーが安心して利用できる環境を提供することを目的としています。これにより、ユーザーの自衛力を高め、詐欺被害を未然に防ぐ狙いがあります。

エニトグループの安全への取り組み

エニトグループはまた、悪質なユーザーがどのような手法で接触してくるかを調査分析し、デート前にSNS連絡先を交換する際には警告メッセージを送信するなどの対策を強化しました。このような取り組みは、ユーザーが詐欺から身を守るための重要なサポートとなっています。

2025年4月には、司法や消費者保護、学術界の専門家とともに「アドバイザリーボード」を設立し、さらなる安全な利用環境の構築を目指します。

今後の展望

エニトグループは、マッチングアプリに依存せず、出会いを起点とした多様なライフイベントを支援する「生活インフラ」となるべく様々な取り組みを行っています。AIやテクノロジーを活用し、より多くの人々に最適な出会いを提供し続けることで、社会に新たな価値を提供することを目指しています。

専門家の声

トラスト＆セーフティー室長の安信竜馬氏は、「私たちはAIなどの技術を活用しながら、より安全な出会いを支援していきます。エニトグループと警察が連携した啓発活動を通じて、ユーザーがより一層自衛意識を持つことができると考えています」とコメントしています。

マッチングアプリが広く使われるようになった現在、ユーザーの安全を守る取り組みはますます重要なテーマとなっています。エニトグループは、信頼できる出会いを提供するため、今後も積極的な活動を続けていくでしょう。