名古屋オフィスマーケット
2025-03-10 15:23:22

名古屋市のオフィスマーケットが活況!空室率の連続低下の背景とは

名古屋市のオフィスマーケットに関する最新のデータが三幸エステート株式会社から発表されました。このレポートによりますと、2025年2月の名古屋市におけるオフィスの空室率は、前月比でマイナス0.22ポイントの3.79%となり、5ヵ月連続の低下を記録しました。これは2021年5月以来の初めての3%台の達成であり、オフィスマーケットの回復を示す重要な指標です。

新築ビルの需要が主因



この空室率低下の主な理由は、新築ビルや築浅ビルの活発な需要によるものです。特に中心部に位置する既存のビルの空室が消化される中、大口テナントの移転先が新築または建築中の施設にほぼ限定されていることが影響しています。このような傾向は、特に郊外の自社施設からの移転が増加していることからも明らかです。今後、2026年には名古屋の栄エリアを中心に約36,000坪の供給が予定されていますが、供給に対する二次空室の発生は低水準に留まる可能性も指摘されています。

名駅エリアの特異な状況


名古屋市内の主要なエリアの中でも特に名駅エリアは注目されます。ここでは募集床の品薄感が高まっており、貸主側が賃料を引き上げる傾向が見られます。このエリアでは、空室に関する動向が一段と重要視されています。特に、大規模ビルの空室率は2%台が目前に迫るなど、非常に活発な市場状況が続いていることが理解できます。

募集賃料の安定した推移



また、名古屋市における募集賃料は市場に安定感をもたらしています。2025年2月の募集賃料は、前月比でマイナス3円の12,543円/坪となり、ほぼ横ばいの状態です。この価格帯は12,000円/坪台半ばで推移しておりますので、賃貸オフィスにとっては安定した環境を提供しています。

まとめ



名古屋市のオフィスマーケットは、新築ビルの需要の高まりと供給の調整が絶妙に作用し、活発な動きを見せています。三幸エステート株式会社が発表した最新のデータによれば、オフィス空室率の低下が続いており、この先の市場動向に一層の注目が集まります。オフィス戦略をサポートする専門の企業として、同社は今後も企業のニーズに応えるサービスを提供し続けることでしょう。オフィス市場の活性化が今後も続くことを期待しましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
三幸エステート株式会社
住所
東京都中央区銀座4-6-1銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。