松井酒造の大山ハイボールが世界最高峰のコンペで金賞・銀賞受賞

鳥取の誇り「大山ハイボール」が世界へ

鳥取県倉吉市に拠点を持つ松井酒造合名会社が、自社の「大山ハイボール」シリーズで大きな快挙を成し遂げました。2025年で創設30周年を迎える国際的なスピリッツコンペティション「ISC2025（International Spirits Challenge 2025）」において、同社の製品が金賞と銀賞を獲得したのです。この賞は、酒類の世界で最も権威のあるものとして知られており、70カ国以上からの数千ものエントリーが集まります。

受賞製品の魅力

大山ハイボール（金賞受賞）

- 容量: 350ml
- アルコール度数: 7%
- 価格: 198円（税込）

大山ハイボールは赤ワイン樽で仕上げたウイスキーを使用し、豊かな果実の香りとまろやかな味わいが特徴です。バランスの取れた味わいは、一口飲むだけで心を豊かにしてくれます。詳細はこちらから。

大山ミズナラハイボール（銀賞受賞）

- 容量: 350ml
- アルコール度数: 8%
- 価格: 242円（税込）

日本固有のミズナラ樽で熟成されたウイスキーを使い、オリエンタルな香りとスパイシーさが感じられる新感覚のハイボールです。甘みも感じられる奥深い味わいが特徴。詳細はこちらです。

大山サクラハイボール（銀賞受賞）

- 容量: 350ml
- アルコール度数: 8%
- 価格: 242円（税込）

サクラ樽で熟成されたウイスキーを使用したこのハイボールは、春の甘い香りとフルーティーな味わいが堪能できます。特別なシーンで楽しむ一杯にもぴったりです。詳細はこちらから。

受賞の意義と製造者の声

松井酒造は、今回の受賞を企業努力の成果として捉え、新たな挑戦への意欲を燃やしています。「大山ハイボール」は昨年の銀賞から金賞への進化を遂げたことに特に満足感を表しています。製造に際しては、手に取っていただきやすい価格を意識し、味の構成や炭酸の調整に試行錯誤を重ねました。

製造者は次のように語ります。「私たちのハイボールは、日常生活の中で自分を見つめ直すための大切な時間を提供したいと考えています。」この思いが、多くの人に親しんでもらえる商品として結実したことが今回の受賞にもつながったのです。

未来への展望

今後、松井酒造はさらなる品質向上を目指し、新たな挑戦を続けます。伝統を守りながらも進化し、世界中の人々に愛される日本のハイボールの製造を続ける方針です。また、国際的なスピリッツコンペティションの基準に則った高品質の酒造りを追求し、ウイスキー業界全体の活性化にも寄与したいとの思いがあります。

ISCについて

ISC（International Spirits Challenge）は、酒類における世界的な評価基準として知られ、毎年70カ国以上から数千のエントリーが寄せられています。審査は業界の専門家によって行われ、厳格なブラインドテイスティングで実施されます。このような基準が、松井酒造の受賞をより一層引き立てています。

倉吉蒸溜所は、今後も多様なラインナップを提供し、地元の誇りを世界に届ける役割を果たしていきます。ウイスキーを通じて皆様の生活がより豊かになることを願っています。