産後リカバリープロジェクト 第3回シンポジウム
2025年10月10日(金)に、産後の女性が直面する課題の解決に向けた「10月10日産後リカバリーの日」の第3回シンポジウムが開催されます。この取り組みは一般社団法人日本リカバリー協会と株式会社大広のフェムテック・フェムケアラボによるもので、産前産後の健康課題に光を当て、社会全体での解決策を模索します。
シンポジウムの目的と趣旨
「産後リカバリーの日」は、出産後の女性が抱える心身のケアの大切さを啓発することを目的として制定されました。日付は妊娠期間の「十月十日」に由来しており、母親自身の健康も同様に重視されるべきとの考えが込められています。このイベントでは、実データに基づいた『産前産後10の重要課題2025』の策定と発表が行われ、特に「産前産後と休養」というテーマに焦点を当てます。
今年のテーマ「産前産後と休養」
本シンポジウムでは、現代の多様な女性が果たす役割に注目し、産前産後に関連する課題を洗い出す大規模調査の結果を基に、産後の女性が直面する重要課題を明確にすることが急務です。これにより、参加企業や団体が連携し、実効的なアプローチを模索します。
シンポジウムプログラム
シンポジウム当日のプログラムは多岐にわたります。
- - 開会挨拶
- - プロジェクト紹介
- - 基調講演:日本リカバリー協会の片野秀樹氏による「休養学」についての講演
- - 重要課題の発表
- - パネルディスカッション:産前産後と休養についての議論が行われます
参加方法と詳細
シンポジウムは、現地参加の他にオンライン視聴にも対応しており、事前登録制となっています。参加費は無料ですが、応募者が多い場合は抽選となる可能性があります。
- - 開催日時:2025年10月10日 15:00〜17:30(開場14:30)
- - 場所:株式会社大広 東京本社 6Fラウンジ(東京都港区芝2-14-5)
- - 応募締切:2025年10月7日23時59分
登壇者の紹介
シンポジウムでは、専門家たちが登壇し、産後リカバリーや女性の健康に関する幅広い知見を共有します。
- - 片野秀樹氏:一般社団法人日本リカバリー協会の代表理事であり、基調講演を担当。
- - 中村和弘氏:タカラベルモント株式会社で産婦人科領域への貢献に努める。
- - 伊藤博之氏:株式会社CoNCaの代表で、オンラインリカバリーサービスを提供。
- - 鹿取悠子氏:株式会社大広でビジネスデザインを担当。
社会的背景と取り組み
産後リカバリープロジェクトは、出産後の母体への配慮が不足しているという実情を鑑み、リカバリーのための情報やサービスの提供を目指しています。多くの課題が絡み合う産後の状況に対処するため、企業と協力し、健康をサポートする文化を育んでいくことが求められます。2022年に設立されたこのプロジェクトは、今後も広がっていくことが期待されます。
このシンポジウムは、出産後の女性たちの健康と幸福に寄与する重要な一歩であり、参加者全員で未来を見据えた解決策を探る場となるでしょう。