令和シニアの生き方
2025-09-24 12:47:18

令和シニアの生き方調査から見える新たな価値観と前向きな姿勢

令和シニアの生き方調査の結果



株式会社電通が展開する「電通シニアラボ」は、超高齢社会における様々な社会課題の解決を目指し、新たなソリューションを提案するプロジェクトです。最近、同社は55歳から79歳の男女1,800人を対象に「令和シニア・プレシニアの生き方調査」を実施しました。この調査を通して、現代のシニアがどのように生きているのか、どのような価値観を持っているのかを探ります。

調査の結果から見るシニアの実態



孤独と迷い

調査によると、特に55~59歳のシニアが「孤独を感じている」または「将来の生き方に迷っている」と回答する割合が高いことが明らかになりました。55~59歳の男性では35.6%、女性では37.2%が孤独を感じているとしています。この年代は、より明確な不安を抱えていることから、社会的なサポートや繋がりが求められています。

離婚への欲求

興味深いことに、55~59歳の女性では、約4人に1人が「財産や子どものことを心配しないなら離婚したい」と考えているという結果も見られました。この年齢層は、パートナーと過ごす時間を大切にしたい気持ちは少なく、特にこの年代の女性は、自分の人生をもっと自由に生きたいという気持ちが強いようです。逆に、男性は76.9%がパートナーとの時間を重視しているとのことです。

人との関係性

調査結果では、男性の50%以上が「モテたい」と考えている一方、60%以上の女性は友人や知人と関わりたいという意欲が強いことが分かりました。この差は、性別による価値観の違いを示唆しています。

整理整頓への意識

また、約8割のシニアが「今あるものを整理したい」と考えており、特に60~64歳の女性では93.9%と非常に高い割合です。この傾向は、自分の生活空間をより良くし、新しいスタートを切りたいという願望の現れと見ることができます。

新しい挑戦への意欲

新たなことに挑戦したいという気持ちも多く見られ、全体の48.5%が該当することが分かりました。特に女性は年齢が上がるほどその割合が増し、これは前向きな生き方として捉えられます。自分自身の人生に高得点を付けるシニアが増えているのも、希望を抱く要因の一つでしょう。

総括


本調査は、シニア世代が抱える課題や願望を明らかにし、彼らの日常をより豊かにするための手がかりを提供しています。特に、50代後半の方々は不安を抱えつつも新たな挑戦を求め、安心感と生きがいを見つける努力をしています。高齢になっても「新しい楽しみ」を追求する姿勢は、令和シニアの特長と言えるでしょう。今後、シニア層の心理やニーズに寄り添った商品やサービスの開発がますます求められてきます。

電通シニアラボは、この調査結果をもとに次のステップへ進み、シニアがより良く生きるためのお手伝いを続けていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

会社情報

会社名
電通
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。