サンクトガーレン、新たなビール "カレーは飲み物" の登場
株式会社サンクトガーレン(神奈川県厚木市、代表取締役 岩本伸久)が2025年4月1日(火)、話題のビール "カレーは飲み物" を発売する。この製品は、昭和のグルメタレントが提唱した「カレーは飲み物」というフレーズを実際のビールとして具現化したもので、ビールの中にカレーの風味が詰め込まれている。顧客は、サンクトガーレンの直営オンラインショップや本厚木駅北口の直営タップルームで直接味わうことができる。
独自の製造プロセス
このビールの製造は、特大の大鍋で約100Lのカレーを作ることからスタートする。これは通常500人分のカレーに相当し、この大鍋のカレーがビールの元となる麦汁に加えられる。また、ビールの色付けにはターメリックを使用し、さらに香り付けには1種類のホップとともに6種類のスパイス(クミン、コリアンダー、カルダモン、シナモン、ジンジャー、カレーリーフ)を用いる。
この製造過程を経て完成したビールは、スパイスの香りとコクが豊かで、“しっかりカレー、ぎりぎりビール”というバランスが楽しめる。サンクトガーレンの職人たちの技術が生む、このユニークでインパクトのある商品は、食事とのペアリングを超えた、単体で料理を楽しむ新しい体験を提供する。
食とクラフトビールの新たな融合
多様な副原料を使用できるところがクラフトビールの魅力のひとつで、最近ではスイーツの味わいを表現したビールやフルーツピューレを使用したスムージービールなどが好評だ。しかし、実際の食事の味わいをビールに反映させた例はあまり多くはない。サンクトガーレンの新作 "カレーは飲み物" はその中でも特に新しい試みと言える。
商品情報
- - 商品名: カレーは飲み物
- - 販売日: 2025年4月1日(火)24時間限定
- - 内容量: 330ml
- - アルコール度数: 5.5%
- - 原材料: 麦芽、ホップ、カレー、ラクトース、カレーリーフ、クミン、ターメリック、カルダモン、コリアンダー、シナモン、生姜
- - 賞味期限: 2025年5月31日(要冷蔵)
- - 価格: 3本セット3,102円(消費税・クール便送料込)
オンラインショップでの販売に加え、本厚木駅近くの直営タップルームでは樽生でも楽しむことができる。飲食店にこだわったフードメニューも魅力的で、ここでは自家製の本格ピザが楽しめる。
サンクトガーレンの歴史
サンクトガーレンは、日本の地ビール業界の草分け的存在だ。1996年に日本で初めて地ビールの免許を取得し、以来エールスタイルの多様なビールを作り続けてきた。創業当初から多彩なオリジナリティあふれるビールを提供し、国内外で数々の受賞歴がある。 彼らのビールづくりには、一貫した品質へのこだわりと、愛情が注がれている。サンクトガーレンはこれからも革新的なビールを生み出し続けるブランドとして、クラフトビール愛好家からの期待を集めている。
この新しいビール "カレーは飲み物" は、そうしたサンクトガーレンの探究心が詰まった、まさに食と飲み物の新しい楽しみ方を提案する一品である。期待を胸に、是非とも味わってみてはいかがだろうか。