小田急の米国進出
2026-05-13 15:37:09

小田急電鉄が米国カリフォルニアの住宅市場に参入

小田急電鉄、米国における賃貸住宅への共同投資を発表



小田急電鉄株式会社は、アメリカ現地法人である「Odakyu USA Inc.」を通じて、カリフォルニア州オンタリオ市に位置する賃貸住宅「Ontario Town Square Townhomes」の一部持ち分を取得した。運用開始は2026年4月を予定している。このプロジェクトは現地の不動産事業者「GL Capital Partners」が管理するファンドを通じて実現したものである。

賃貸住宅の魅力と期待



今回取得した物件は、カリフォルニア州の一角、特に雇用と人口が増えている地域である。しかし新規賃貸住宅の供給は限られており、今後も安定した需要が見込まれる。特に、物件が位置する市中心部は主要高速道路へのアクセスが良好で、ロサンゼルス市内までは車で約40分、周辺地域へのアクセスも便利だ。このような立地条件から、今後の賃貸市場において注目される物件である。

物件概要を見てみると、2009年に竣工し、地上3階建てで140戸を有するアパートメントで、主にファミリー層をターゲットにした広めの居住空間を提供している。広さの面でも競合物件に対して優位性を持ち、多様なニーズに応える設計がなされている点が特筆される。

エコノミックな成長と情勢



小田急グループは、「UPDATE 小田急 –地域価値創造型企業に向けて–」という経営ビジョンのもと、持続可能な社会の実現を目指している。米国市場における賃貸住宅の利点は、まず安定成長が見込まれる点だ。同社は日本国内のみならず、米国やオーストラリアでも短期的なリターンを見込んだ事業拡大を目指している。実際、2020年には米国で現地法人を設立し、多くの賃貸住宅プロジェクトに参加してきた経緯がある。

特に、過去にはシアトルやロサンゼルス都市圏での賃貸住宅開発事業に関与しており、現地でのネットワークも構築している。今後はこれらの経験を礎に、さらなる事業機会を模索し、収益向上を図っていく考えだ。

投資と運営の運び



「Ontario Town Square Townhomes」は、投資戦略の一環である「バリューアッド戦略」に基づき運用される予定。具体的には、共同で共用部のリノベーションを行い、物件の価値向上を図る。リノベーション後は物件価値が上昇することが期待されており、この戦略により将来的な収益性を高めることが可能になるだろう。

今後の展望



小田急電鉄の米国進出は、ただの土地取得にとどまらず、安定した賃貸ビジネスの構築と地域貢献を目指すものである。不動産投資は長期的なビジョンと短期的な成果を両立させる必要があり、今後の計画が期待される。小田急グループは、引き続き地域に密着した事業展開を行い、国際的な視野でも成長を続けていく方針である。これにより、新たな価値を地域に提供し、日本発のアプローチでアメリカ市場においても存在感を示していくことが期待される。

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物件概要


名称: Ontario Town Square Townhomes
所在地: 380 East Bluebird Privado, Ontario, California 91764
敷地面積: 21,933㎡
建物総面積: 29,590㎡
戸数: 140戸
フロア数: 3階

会社概要


GL Capital Partners
所在地: Pleasanton, California
設立: 2008年
事業内容: 米国西海岸の賃貸住宅への投資及び管理運営

Odakyu USA Inc.
所在地: Honolulu, Hawaii (登記所在地)
設立: 2020年
事業内容: 米国における不動産事業(賃貸・売買・開発等)

これからも小田急電鉄の活動には目が離せないだろう。


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会社情報

会社名
小田急電鉄株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2丁目7番1号(受付:6階)
電話番号

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