タレントパレットとOBIC 7の新たな連携
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(PAC)は、オービックの統合業務ソフトウェア「OBIC 7®」とのデータ自動連携を開始しました。この連携により、企業の人事業務の効率化が期待されています。
自動連携開始の背景
日本では少子高齢化が進む中、生産年齢人口の減少が経済に大きな影響を及ぼしています。それに伴い、企業は人手不足に直面し、採用や育成、エンゲージメントの向上が急務となっています。さらに、人事部門の業務効率化も不可欠です。これらの課題に対し、PACは人事データの戦略的な活用と業務効率化を同時に追求するシステムを導入しました。
連携内容とその意義
タレントパレットとの連携により、OBIC 7で管理されている人事情報(組織情報、勤怠情報、給与情報など)が自動的にタレントパレットに連携されることになります。この利点は、重複するデータのメンテナンス負担が軽減され、人事担当者がより本質的な業務に集中できる点です。また、タレントパレットを活用することで、社員のスキルやエンゲージメント、日々のモチベーションなども収集可能になり、データに基づく人事戦略の推進を支援します。
PACの取り組み
PACは、タレントパレットの新機能を強化することで、顧客の人的資本経営に貢献することを目指しています。人材情報を活用した科学的人事戦略の実現を追求し、5,000社以上のビッグデータ活用実績に基づき、柔軟で的確なソリューションを提供しています。
OBIC 7®の特徴
OBIC 7は、会計情報システムを中心に人事、給与、就業、販売、生産などを網羅したクラウドERPソリューションです。自社一貫体制でシステム構築からサポートまでを提供し、顧客の多様なニーズに応えることを目指しています。高度なセキュリティを実現し、急速なビジネス環境の変化にスピーディーに対応できる点が強みです。
タレントマネジメントシステム
一方のタレントパレットは、採用から育成、配置、評価に至るまでの機能をワンストップで供給し、人材情報を活用した人事戦略を実現します。すでに約3,400社に導入されている実績があり、社員のモチベーションや健康データなどもカバーしています。これにより、企業はデータを活用した科学的人事戦略を構築できます。
技術の進化がもたらす未来
技術の進歩が企業の人事業務に与える影響は計り知れません。タレントパレットとOBIC 7の連携によって、企業は迅速かつ的確に人材情報を分析し、戦略的な意思決定が行える環境が整いました。人事の負担軽減とともに、企業価値の向上を実現するこの連携に、今後の展開にも大きな期待が寄せられます。
まとめ
タレントマネジメントシステムと統合業務ソフトウェアの連携は、企業の人事業務に新しい風を吹き込むことが期待されます。人手不足や業務効率化の課題を解決し、データに基づく意思決定を支えるこれらのシステムは、企業の未来を形作る重要な要素となるでしょう。