青森りんごの魅力を再発見!ユニークな丸かじりコンテストが開催
青森県と言えば、全国的に有名なりんごの産地です。その名産地から、毎年実施される魅力的なイベントが今年も開催されました。2023年の「青森りんご丸かじりコンテスト」は、10月9日に有楽町の東京交通会館で開かれました。本イベントは青森県りんご対策協議会と京浜関東青森りんごの会の共同企画で、青森産りんごの消費拡大を目的としています。
イベントの冒頭、青森県りんご対策協議会の専務理事・森山博幸氏がりんごの出来栄えについて話しました。今年のりんごは特に生育が順調で、大玉で肉質も良く、例年を上回る品質に仕上がっているとのこと。続いて、京浜関東青森りんごの会副会長・諏訪徳明氏も参加。彼は、京浜関東エリアの人々が青森りんごに触れ、味わって応援してもらいたいと訴えました。そして、国際的なPR活動を行っているミスりんごあおもりの下田来渚さんも登場し、これまでの活動と今後の展望を優しく語ったため、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
その後、青森りんごアンバサダーに任命されたタレント・王林さんが用意され、会場の皆を一層楽しませてくれました。王林さんは、自身の名前が黄緑色のりんごの品種を指していると知らない人が多いことに驚きを隠せなかったそうです。さらに、彼女がりんごの3品種の食べ比べに挑戦し、見事にクイズに答えると、会場は大いに盛り上がりました。
イベントの後半では、「りんご丸かじりコンテスト」が行われ、王林さんが審査員として参加しました。このコンテストは来場者が参加し、いくつかの基準に基づいて評価されるユニークな試みです。審査基準は、咀嚼音やかぶりつき感、食べるスピードの3つで行われました。王林さんは、「私に近い食べ方をしてくれる人を選びたい」と語り、自ら模範となるように美味しそうにりんごをかじりました。その爽やかな音に、会場のお客さんたちはみんな笑顔になりました。
参加者の中には、愛らしい2歳の女の子もいて、彼女が「りんご、すき。」と愛くるしい姿で参加する様子に会場内が和みました。審査の過程で、お母さんも称賛され、教育の大切さが改めて語られました。この女の子は見事グランプリに輝き、コンテストは大盛況で締めくくりました。
また、イベントでは青森りんごの新しい食べ方として「スターカット」も紹介されました。これは、りんごを皮つきのまま輪切りにするスタイルで、見た目が星形になりSNS映えすることから人気が沸騰中です。このように、青森県のりんごは多岐にわたって楽しむことができます。イベントは、観客に青森りんごの楽しさと美味しさを伝える素晴らしい機会となりました。
今年の「青森りんご丸かじりコンテスト」は、青森の誇る美味しいりんごを広めるために、参加者全員が楽しみ、笑顔で終えることができました。また来年にも期待が高まります。