ヒューストン運賃システム
2023-05-12 10:00:02

レシップがヒューストンの公共交通に運賃システム導入決定

ヒューストン公共交通への新たな一歩



テキサス州ヒューストンで、公共交通機関Metropolitan Transit Authority of Harris County(METRO)向けに、レシップホールディングス株式会社が運賃収受システムの導入内定を受けました。この発表は、同社のグローバル展開の一環であり、特に北米市場でのビジネスを強化する重要なステップといえるでしょう。

プロジェクトの概要



今回のプロジェクトにおいて、レシップの連結子会社であるLECIP INC.が、合計1,236台のバスを持つMETROに向けて運賃収受システムを納入します。このシステムは、全てのバスに適応され、運賃箱約1,400台が提供されるほか、現金収受やその後の集計に関わるシステムも網羅されています。

さらに、INIT Innovations in Transportation, Inc.がシステムの開発と導入を監督し、電子決済機能も含まれています。このように、各社が協力し合うことで、ヒューストンの公共交通をより便利で効率的に進化させることを目指しています。

METROについて



METROは、ヒューストンを中心にひとつの大きな公共交通網を形成しており、路線バスとLRT(路面電車)を運行しています。101の路線を持ち、2022年度には約4,000万人の乗客を輸送したという実績もあります。その規模と運営体制は、公共交通機関の重要性を物語っています。

今後の展望



基地をヒューストンとするMETROとの提携は、レシップホールディングスにとって新たなビジネスチャンスとなります。契約期間は5年で、追加オプションとして8年まで保守・運用支援も見込まれています。この長期にわたる関係の中で、さらなる経験と専門知識を蓄積し、今後の公共交通機関向けのシステム提供事業における競争力を強化することが期待されています。

技術の進化と社会への影響



この運賃収受システムの導入は、公共交通の効率化を進めるだけでなく、利用者にとっても利便性の向上をもたらすことになるでしょう。特に、現金決済に関わる部分が強化されることにより、現金を使用する乗客にとっても安心して利用できる環境が整うことが重要です。

レシップホールディングスは、北米市場における公共交通向けのAFC(運賃収受システム)事業を進めており、今後もさらなる実績獲得に向けて努力を続けていきます。ヒューストンのプロジェクトは、その第一歩となるでしょう。

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  • - レシップホールディングス株式会社
経営管理部 広報担当
TEL: 058-324-3121
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会社名
レシップホールディングス株式会社
住所
岐阜県本巣市上保1260番地の2
電話番号
058-324-3121

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