日本調剤が「Amazonファーマシー」を導入
日本調剤が、全国各地の患者に向けて医療サービスのさらなる革新を図るため、「Amazonファーマシー」を新たに11店舗に導入します。これは、医療DXを推進する取り組みの一環であり、オンライン診療や電子処方箋、オンライン服薬指導など、今後ますます需要が高まるサービスに対応するものです。具体的には、広島県呉市の日本調剤 呉薬局を皮切りに、青森県や山口県、佐賀県、宮崎県、沖縄県などの店舗でも実施されます。
「Amazonファーマシー」とは
この新しいサービス、「Amazonファーマシー」は、お客様がAmazonのショッピングアプリを通じて、あらかじめ登録された薬局で薬剤師からオンライン服薬指導を受けた後、処方薬を自宅に配送してもらうか、店舗で受け取ることができるというものです。利用する際には、電子処方箋を出している医療機関で診療を受けるか、「CLINICS」を通じてオンライン診療を受け、処方箋データを取り込む必要があります。
利用方法
お客様が利用する際には、まず医療機関で取得した電子処方箋の控えを「Amazonファーマシー」にアップロードします。そして、利用したい薬局を選び、オンライン服薬指導の日程を予約します。予約した時間に薬剤師とのビデオ通話で薬の説明を受けた後、処方薬の配送先を選択するか、直接店舗で受け取ります。この手続きにより、患者はより便利に必要な医薬品を受け取ることが可能になります。
継続的な取り組み
日本調剤は、今後も利用者に向けた医療サービスの向上に努めてまいります。オンライン診療や電子処方箋の導入に伴い、オンライン服薬指導の利用は今後さらに拡大する見込みです。この新しい取り組みを通じて、患者一人一人の健康な生活を支え続けることを目指しています。
日本調剤グループのマテリアリティ
日本調剤グループは、企業としての透明性や公正な経営基盤の構築に努めながら、医療・ヘルスケア分野の社会課題の解決に力を入れています。サステナビリティに関する取り組みや企業理念については、公式ウェブサイトで詳細を確認できます。
日本調剤の背景
日本調剤は1980年に創業以来、調剤薬局としての機能と役割を追求してきました。全国に数多くの調剤薬局を展開し、約4000名の薬剤師を擁するこの企業は、ジェネリック医薬品の普及やICT投資に積極的です。超高齢社会に適応した医療サービスの提供を通じて、全ての人々の「生きる」を支える役割を果たしています。
このような革新的なサービスの導入は、医療の未来に向けた日本調剤の新たなステップといえるでしょう。