旧三福不動産受賞
2025-05-13 17:49:23

地域価値を共創する不動産業アワードで最高賞を受賞した旧三福不動産

旧三福不動産が頂点に立つ



神奈川県小田原市の株式会社旧三福不動産が、国土交通省主催の『第3回 地域価値を共創する不動産業アワード』にて、最高賞である“アワード大賞”を受賞しました。この受賞は、同社が長年にわたり取り組んできた空き家や空き店舗の再生、そしてエリアブランディングの努力が認められたもので、地域の活性化を果たす重要な一歩となります。

受賞の背景と評価



旧三福不動産が評価された理由は、空き店舗とリノベーション、オウンドメディアを組み合わせた独自の取り組みです。同社は屋外メディアを利用しながら、空き家や空き店舗の価値を高め、地域への創業や移住を促進してきました。それにより、118軒の新規創業や201組の移住者を実現しています。また、地域行政や商工会議所とも連携し、地域全体の再生に貢献している成果が評価されたのです。

アワードとは、不動産業が地域の課題解決や価値創出に寄与する活動を表彰するもので、旧三福不動産は『空き店舗×リノベ×メディア=路地裏マイクロディベロッパー』というテーマでエントリーしました。

受賞後、代表の山居是文氏は、この成果が単独のものではなく、地域の多くの関係者との連携によるものであると強調しました。特に、空き店舗の利活用を支援してくれる市役所や商工会議所の協力があってこそ実現したと語っています。

地域ブランディングの成功



2014年の設立以来、旧三福不動産は、駅から離れた空き物件のリノベーションを通じて、創業者を増やす取り組みを進めてきました。具体的には、元のカフェレストランをゲストハウスやバーに変えるなど、個性を生かした物件の活用方法を模索。ウェブサイトを通じては、エリア紹介や店舗インタビューなどを発信し、全国的な集客に成功しました。

これにより、地域の魅力を再発見し、出店希望者を積極的に集めることに成功。空き店舗が多く残る寂しいエリアが、新たな経済活動を生む拠点へと成長しています。さらに、旧三福不動産は小田原市内を中心とした新規創業支援に注力し、今後も地域価値を向上させる活動を続ける方針です。

路地裏マイクロディベロッパーとは



旧三福不動産が提唱する「路地裏マイクロディベロッパー」とは、小規模な不動産開発を指します。彼らは小さな店舗や空き家をリノベーションし、個人店主の出店を支援することによって、エリア全体の価値向上を図っています。この取り組みは、地域の再生を実現するための強力な手段となっています。

今後の展望と意気込み



山居氏は、受賞を通じて旧三福不動産が地域の活性化に向けた取り組みをさらに加速する意欲を見せています。「まちの使い方を再編集する不動産業」としてのなりわいを今後も続け、地域に眠る潜在的な可能性を丁寧に掘り起こしていく所存です。

このように、旧三福不動産の活動は、地域に根ざした不動産業の新たな在り方を提示し、他の地域への模範ともなりうるでしょう。今後の彼らの動向に注目です。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社旧三福不動産
  • - 所在地: 神奈川県小田原市栄町1-16-19 旧三福ビルヂング
  • - 代表者: 山居 是文、渡邊 実
  • - 設立: 2014年9月
  • - 事業内容: 不動産仲介、建築設計・施工、空き家・空き店舗再生、オウンドメディアを通じたエリアブランディング、宿泊業の企画・運営
  • - URL: 旧三福不動産 Official Website


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会社情報

会社名
株式会社旧三福不動産
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