Omni Hubがスマレジとの連携で免税販売機能を強化しインバウンド需要を支援

Omni Hub、スマレジとの連携で免税販売機能を強化

株式会社リワイアが開発したオムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は、スマレジの免税販売機能との連携を開始しました。この新機能により、免税販売を行った情報がShopifyとシームレスに連携され、訪日外国人客に向けたのおもてなしの質がさらに向上します。

2024年の訪日外国人旅行者数が過去最高を記録

2024年、日本の訪日外国人旅行者数は約3,687万人と、コロナ禍以前の2019年を大きく上回りました。この数は過去最高であり、旅行者による消費額も約8.1兆円に達し、これもまた最高記録です。円安の影響も加わり、インバウンド需要はますます高まっています。2035年には、さらに多くの外国人旅行者を迎え入れることが予想されています。

免税対応の重要性

訪日外国人観光客をターゲットとした商品販売では、免税対応が集客力や売上に直接的な影響を与える重要な要素になっています。訪日観光客は免税を利用することができる店舗を選ぶ傾向があり、免税販売をスムーズに行うことで、それらの顧客を引きつけることができるのです。クラウドPOSレジ「スマレジ」においては、パスポートの読み取りから国税庁へのデータ送信までを簡単に行うことができ、これがインバウンド市場においても重要な役割を果たしています。

Omni Hubの機能と今後の展開

新たに導入されたOmni Hubの機能により、免税販売の現場では、店舗での会員データや購買情報が一元管理され、訪日観光客により魅力的でシームレスな購買体験が提供されます。これにより、直接的な売上向上が期待されます。免税購入を行った顧客へのメールマガジン配信を通じて、ECサイトの紹介や再購入の促進も可能になります。

さらに、Omni Hubでは今後、店舗での購入を自宅受け取りに対応する機能や、さまざまなPOSシステムとの連携拡大を予定しています。これにより、スマレジやSquareとのインテグレーションを通じて、より便利な購買体験を提供していく予定です。

Omni Hubの導入実績

Omni Hubは2024年12月までに2,500店舗以上に導入され、累計700万人以上の会員を抱えるまでに成長しました。このアプリは店舗とECをつなぎ、顧客情報の一元化を実現することで、利便性の高い購買体験を提供し、企業の売上を大幅に向上させることを目的としています。

今後もOmni Hubは顧客視点に立った機能のアップデートを進め、多くの事業者に便利でシームレスな購買体験を提供することを目指します。詳細な機能や運営サポートについては、公式サイトで確認できます。