「円かの杜」水素で脱炭素化
2022-09-29 08:00:01

箱根温泉旅館「円かの杜」が水素エネルギー利活用で脱炭素化へ!H2&DX社会研究所と連携し、2025年までに厨房CO2排出量50%削減目指す

箱根強羅温泉にある絶景が人気の旅館「円かの杜」を運営する株式会社強羅花扇は、水素利活用コンサルティング事業を行う株式会社H2&DX社会研究所と共同で、脱炭素化に向けた取り組みを開始しました。

両社は、水素を燃焼して調理を行う「水素調理」や、水素燃料電池で発電する「水素燃料電池」を旅館運営に取り入れる検討を進めています。2025年までに厨房から排出される二酸化炭素を50%削減することを目標としています。

「円かの杜」は、全館畳敷きで、泉質の異なる2本の源泉を持つ、全20室の露天風呂付き客室と大浴場を備えた温泉旅館です。箱根連山の雄大な自然に囲まれた最高の癒しの場を提供しています。

今回の取り組みは、環境に配慮しながらも、お客様に更なる喜びを提供し、強羅の美しい自然を未来へ残すための重要な一歩となります。

株式会社強羅花扇は、1971年に創業し、現在「強羅花扇」と「円かの杜」の2館合わせて40室を経営・運営しています。地域に根付く旅館グループとして、独自の経営を行っています。

株式会社H2&DX社会研究所は、多摩大学ルール形成戦略研究所からスピンアウトしたベンチャー企業です。水素燃料電池を活用したコンサートや水素燃焼による調理など、カーボンニュートラルに向けた新たなビジネスモデルを構築しています。水素社会への理解促進にも力を入れており、U2日本公演に水素電源を供給したことで世界からも注目を集めています。

両社の連携により、温泉旅館における水素エネルギー利活用の新たな可能性が拓かれます。環境問題への意識が高まる中、この取り組みは、観光業界のみならず、社会全体にとって大きな注目を集めるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社H2&DX社会研究所
住所
東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館608
電話番号

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