スポーツ業界と企業がつながる新たな機会『SPORTS OPEN INNOVATION 2025』始動
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconが、スポーツ庁より委託を受けて始動した『SPORTS OPEN INNOVATION BUSINESS DEVELOPMENT 2025』。この取り組みは、スポーツ団体と他産業との連携を通じた新たなビジネスの創出を目指しています。
プログラムの概要
本プログラムは、スポーツチーム2団体が新規パートナーを募集する形で展開され、9つの異なるスポーツ団体が参画します。まずは「CO-CREATION PROGRAM」と「COLLABORATION PROGRAM」の2つのプログラムが設けられ、共創のテーマが発表されました。特に「CO-CREATION PROGRAM」では、挑戦的な共創テーマに積極的に取り組みたい企業を募集中です。システムとして、パートナー企業には採択後に400万円程度の支援金が支給され、有識者によるメンタリングやプロジェクトの進捗に関する情報発信にも手助けが行われます。
参加スポーツ団体の取り組み
- - ガイナーレ鳥取:このサッカークラブは、地域の資源を有効活用する「しばふる」プロジェクトを展開しています。耕作放棄地を利用してスポーツ芝を生産し、地元の学校に提供。笑顔あふれる子どもたちの姿が印象的です。
- - SAGA久光スプリングス:女子バレーボールチームのこのプロジェクトでは、地域との連携を深め、持続可能な社会の実現を目指します。特に、女性の子育て環境の改善に焦点を当てています。
今後のスケジュール
参加企業の募集は9月29日に開始され、10月2日にはプログラム説明会がオンラインで実施される予定です。説明会では詳細な募集テーマや応募のポイントが紹介される予定です。参加申し込みは必要ですが、参加が難しい場合でもアーカイブが提供されます。今後の重要な日程としては、10月19日が応募締切で、11月上旬には書類選考が行われます。
スポーツ庁とeiiconによるこの取り組みは、単なるスポーツの枠を超えて地域社会や産業界全体に多大な影響を与える可能性を秘めています。新たなビジネスモデルの構築を通じて、スポーツの価値を高める新しい試みがどのような形で展開されていくのか、大いに注目です。
総括
オープンイノベーションの重要性が高まる現代において、スポーツと他の産業が協力し合うことで、新しいビジネスの可能性が広がる時代が到来しました。『SPORTS OPEN INNOVATION BUSINESS DEVELOPMENT 2025』の成功は、未来の地域社会の発展に寄与するだけでなく、スポーツそのものの新たな価値を見出す大きな一歩となることでしょう。