デジタル社会の未来を考えるIPA DIPCセミナーの開催
2024年2月8日、東京のTKP飯田橋ビジネスセンターにて、
IPA DIPC公的個人認証プロジェクトをテーマにしたセミナーが開催されます。このセミナーは、私たちが生活の中で直面するデジタル技術の急速な進化に伴い、個人のプライバシーや安全保障に関する重要な問題を考える場となります。
デジタル技術の進化とその影響
現代社会において、個人の取引履歴やオンラインアクティビティは、意図せず蓄積され、利用されることが一般的になっています。また、デジタル技術の発展により、身分証明書の偽造が容易になっている現状も無視できません。特にAI技術の発達によって、美術作品や音声などの「そっくりさん」が簡単に生成できるようになり、なりすまし行為が増えています。このような状況が招く詐欺や犯罪は、私たちの社会における大きな問題です。
Society 5.0の時代に求められること
デジタル技術のさらなる発展が期待される未来社会、いわゆる「Society 5.0」では、便益を追求しつつ、国民の財産と名誉を保護するプライバシー保護の仕組みが一層重要になります。特に、個人の識別が確実に行える仕組みを整備することが、国民にとって必要不可欠な課題と言えます。
セミナーの概要
今回のセミナーでは、
デジタルアイデンティティ基盤という重要な社会インフラについて多角的な視点から解説します。開催の詳細は以下の通りです。
テーマ: IPA DADC公的個人認証プロジェクトラボの活動報告と今後の展望
日時: 2024年2月8日(木)14時~17時
場所: TKP飯田橋ビジネスセンター カンファレンスルーム3D
所在地: 東京都新宿区下宮比町3-2 飯田橋スクエアビル 3階
交通: JR総武線 飯田橋駅 東口 徒歩3分
プログラム
- - 挨拶:DIPC代表理事 辻秀典による冒頭挨拶
- - 講演1:IPA DADC公的個人認証ラボの活動報告と今後の方針 (早川楽)
- - 講演2:自己主権型アイデンティティと国際標準の動向 (大塚玲)
- - ゲスト講演:プライバシー保護と個人認証について (岩間智女弁護士)
このセミナーは、デジタル時代における個人の安全や権利を守るための重要な知識を得る貴重な機会です。
参加申込
参加希望者は、以下のURLからお申し込みください。
申込ページ
このセミナーを通じて、デジタル社会の未来とそれに必要な個人認証の仕組みについて深く考えるきっかけをつかんでみてはいかがでしょうか。