クラウドファンディング新記録
2025-06-03 15:37:07

日本初のクラウドファンディングが10億円を超えた快挙の裏側

クラウドファンディング史上初の10億円突破



2025年4月、国内のクラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」が、支援総額10億円を超えるという偉業を成し遂げました。このプロジェクトは、UGREEN製品の正規輸入代理店であるフォーカルポイント株式会社が提案した、家庭用クラウドストレージ構築キット「NASync DXP」シリーズに関連しています。驚くべきは、プロジェクト開始からわずか4分で目標金額を達成したこと。このスピード感により、支援者数は最終的に16,000人を超え、支援金額は1,022,664,530円に達しました。

ユーザーとの共創が生んだ成功



この成功の最大の要因は、プロジェクトの進行が一方通行の提案に留まらず、ユーザーとの共創を重視していた点です。支援者たちは、商品の実用性や利点についてSNSで情報を発信し、コミュニティとして成長していきました。また、支援は単なる購入行為にとどまらず、ユーザーの共感や発見の場ともなりました。この構造は、現代のクラウドファンディングの進化を象徴しています。

基盤となる3つのポイント



1. 大容量NAS製品の普及



NAS(ネットワーク接続ストレージ)という専門的な分野が一般消費者にも受け入れられたのは、ユーザーインターフェース(UI)の使いやすさと家族利用を意識した設計が功を奏したからです。これにより、専門技術を必要としない人々にもその利便性が広がりました。

2. 参加感の重要性



クラウドファンディングによる支援が、単に製品を早く入手すること以上に、「自分が先にこの製品を知っていた」という参加感を提供しています。支援者は自らの意見をもとに商品を選び、共感するという新たな消費スタイルを体験しています。

3. B2BとB2Cの境界を超える



もともとは業務用に開発されたNAS製品が、個人のユーザーにも自然に受け入れられています。このトレンドは、ITプロダクトにおける語られる体験の広がりを示しています。人々が実際に製品を使い、その経験をシェアすることで、製品の魅力が広がっているのです。

GREEN FUNDINGの役割と展望



GREEN FUNDINGは、UGREEN NASync DXPシリーズのプロジェクトを通じて、クラウドファンディングの新たな可能性を再定義しています。それは、高性能なプロダクトと一般ユーザーを結ぶ媒介者としての役割や、消費者の共感を支えるストーリーテリングを実践し、プロジェクトの背後にある動きの可視化です。今後、私たちは資金調達の場にとどまらず、アイデアや技術、そして共感を結びつける未来を切り開くクラウドファンディングを目指します。

プロジェクトの詳細



  • - プロジェクト名: UGREEN NASync DXP シリーズ
  • - 実施期間: 2025年2月14日〜5月1日(終了済)
  • - 総支援額: 1,022,664,530円
  • - 支援者数: 16,850人
  • - 起案者: FOCAL UGREEN(フォーカルポイント株式会社 / UGREEN)
  • - プロジェクトURL: こちらから

GREEN FUNDINGについて



GREEN FUNDINGは、CCCグループの株式会社ワンモアが運営するクラウドファンディングプラットフォームです。“未来の企画が集まるデジタル上の見本市”というテーマのもと、全国の蔦屋書店などと連携し、さまざまなジャンルのプロジェクトを掲載しています。これまでに3,800以上のプロジェクトが起案され、100億円以上の資金を調達しています。

フォーカルポイントとUGREENについて



フォーカルポイント株式会社は、平成元年に設立された輸入商社で、iPhoneやiPad用のアクセサリーを中心に販売しています。また、UGREENは、ユーザーに新たな価値を提供することを目指すテクノロジー企業です。世界中で認められた製品を持ち、1500を超える特許を取得。これからも新しい製品を通じて、社会にポジティブな変化をもたらすことに注力しています。

お問い合わせ



本プロジェクトに関する詳しい情報や取材のリクエストは、こちらの公式サイトより承ります。


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会社情報

会社名
株式会社ワンモア
住所
東京都渋谷区代官山町9-10 SodaCCoビル 6F
電話番号

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