北九州の老舗企業がTECH PLAYの支援で新規採用に成功

北九州の老舗企業が新たな人材を採用

北九州市に本社を置く岡野バルブ製造株式会社が、テクノロジー人材の支援サービス『TECH PLAY』を利用して、6人のBizdev人材を採用したことが明らかになった。この取り組みは、同社が新規事業を加速させるために必要な即戦力を確保するためのものであり、約7ヶ月の支援を経て実を結んだ。

背景と課題

岡野バルブ製造は、古くからバルブの製造およびメンテナンス事業に特化しており、安定した運営が強みの企業である。しかし、次の100年を見据えた新規事業開発の必要性から、従来の業務の枠を超えた人材とスキルが要求されていた。従業員たちはリスクの高い業務に不慣れであり、企業文化との不一致が人材不足を加速させる要因となっていた。

新たな社員を迎え入れることで、企業としての攻撃的なアプローチが求められた。そこで岡野バルブの経営企画室長である菊池勇太氏は、『TECH PLAY』との連携を決定した理由について、過去の採用活動における苦労を共有し、自社の限界を感じていたことを説明した。

『TECH PLAY』の選定理由

岡野バルブはいくつかの他社サービスも試みた結果、自社だけではなく専門のパートナーに依頼する方が結果を出せると判断した。その中で『TECH PLAY』を選んだ理由は、担当者の情熱と働きかけによって新規事業を推進する同社の目標と合致したからだ。菊池氏は、担当者との面談で感じた「この人たちなら任せられる」という確信が採用に至る重要な要因だったと述べている。

実績と成果

約50名の候補者プールから、最終的に正社員3名と業務委託3名、計6名のBizdev人材を採用することに成功した。新たに迎え入れた6名のうち、従来の採用活動では見つけられなかった人材も含まれ、菊池氏は『TECH PLAY』の提案から得たプラスの価値を実感している。このプロセスを通じて、社内の報酬制度の見直しやリモートワークの導入など、社内環境の改革も進んだ。