Hameeがアサヒ飲料の新しい自販機を設置
Hamee株式会社は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、社屋にアサヒ飲料株式会社が開発した「CO2を食べる自販機」を導入しました。これは2023年に登場した日本初の自動販売機で、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する機能を持っています。自販機の庫内には特別なCO2吸収材が搭載され、周囲の大気からCO2を取り込む仕組みです。
どのように機能するのか?
この自販機の特筆すべき点は、吸収したCO2を工業原料に転換できることです。具体的には、アスファルトやコンクリートなどに利用されるため、脱炭素社会の実現に大きな影響を与えることが期待されています。また、1台の自販機が年間に吸収できるCO2量は、スギの木1本が吸収する量に相当し、非常に環境へ貢献する設定となっています。
Hameeの環境への取り組み
Hameeは、自社のリサイクルサービス「Parallel Plastics」を通じて、不要なプラスチックを新たなプロダクトに生まれ変わらせる活動や、環境に配慮した素材を使った商品の開発を行っています。また、社内の文書をペーパーレス化することで、CO2の削減にも努めています。
今回の自販機の設置は、これらの施策の一環であり、企業としての環境負荷軽減の姿勢を確認する重要な出来事となっています。
Hamee株式会社について
Hameeは、1998年に設立された企業で、神奈川県小田原市を本社としています。代表取締役社長の水島育大氏が率いるこの会社は、スマートフォンアクセサリーの製造と販売を主な事業とし、モバイルアクセサリーの「iFace」や、韓国コスメブランド「ByUR」、及びゲーミングアクセサリーブランド「Pixio」など、多岐にわたる製品を展開しています。
Hameeは、Z世代を中心に個々のライフスタイルを楽しむための製品を提供すると同時に、地球環境への配慮も欠かさず、「人と地球の“らしさ”カンパニー」を目指す姿勢を前面に打ち出しています。これからも脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化していく意向を示しています。
まとめ
Hamee株式会社が導入したアサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」は、企業の環境への取り組みの象徴ともいえる存在です。脱炭素社会を目指す中で、こうした革新的な取り組みを進めることは、企業が社会的責任を果たす上で重要です。今後のHameeの活動そして、新たな社会的責任の果たし方に注目が集まります。