立川市に新たに開設される障害者雇用支援サービスで未来を拓く
2024年12月2日(月)、東京都立川市に「BYSN TACHIKAWA ROASTERY」がオープンします。この新しいロースタリーは、株式会社スタートラインが運営するもので、障害者の雇用を支援しながら、誰もが自分らしく生きる社会の実現を目指しています。
BYSNとは?
BYSNは障害者がコーヒーの焙煎を行う雇用支援サービスです。このプロジェクトでは、特別なプロ仕様の焙煎機を駆使して高品質なコーヒー豆を作成し、それを利用して企業オリジナルのブレンドコーヒーを開発します。このコーヒーは企業の社員に振る舞われたり、ノベルティとして提供されたりします。
また、BYSNではカフェと同じような設備を整え、地域との連携イベントや模擬業務を通じて障害者をサポートするトレーニングを実施します。個々の能力に応じてブレンダーやバリスタなど、高度な技術を身につける機会が提供され、ステップアップの道筋も確保されています。
施設の概要
- - 施設名: BYSN TACHIKAWA ROASTERY
- - 稼働開始: 2024年12月2日(月)
- - 所在地: 東京都立川市柏町1-8-8
- - アクセス: 多摩モノレール泉体育館駅より徒歩5分
- - 就業予定人数: 障害者70名/管理者23名、合計で93名が従事します。
見学会の詳細
開設を記念して、2024年11月30日(土)に見学会が開催されます。10:30から16:30の間、参加者はBYSN TACHIKAWA ROASTERYの施設内を見学し、スタンプラリーを通じてノベルティのプレゼントがもらえます。参加費は無料で、事前のお申し込みは不要です。当日、受付時間に間に合うようにお越しください。
スタートラインのミッション
株式会社スタートラインは、「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる」という企業理念のもと、障害者の雇用と定着に取り組んできました。2009年の創業以来、ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)、第三世代の認知行動療法に基づき、障害者の新しい「場」を作り出すことに焦点を当てています。
現在、屋内農園型雇用支援サービス「IBUKI」やサテライトオフィス「INCLU」など、様々なサービスメニューを展開し、障害者雇用に関するコンサルティングを提供しています。「選択肢をつくり、多様な価値を尊重する」ことで、より良い社会の実現を目指しています。
BYSN TACHIKAWA ROASTERYが立川市に新たな雇用の場を提供し、障害者の自立を支援することで、地域全体の活性化にも寄与することが期待されています。この新しい取り組みがどのように展開されていくのか、今後の動向に注目です。