薬物乱用防止講演会が近大附属広島高・中学校で開催
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校では、中学3年生と高校1年生を対象に「薬物乱用防止講演会」を開催します。この講演会は、学生たちの健康教育の一環として、薬物に関する正しい知識を深め、適切な行動選択を促すことを目的としています。
講演会の実施概要
本講演会は令和7年(2025年)12月18日(木)に実施され、学校薬剤師の吉田雄樹氏が講師を務めます。開催場所は東広島校の4階体育館で、時間は12時から12時50分までの50分間です。中学3年生は134人、高校1年生は225人が参加予定です。
講演内容
講演では、以下の内容が取り扱われます:
- - 薬物乱用を引き起こす要因とその防止対策
- - 乱用される薬物の種類と、その依存症に関連する知識
- - 広島県における薬物乱用の実態
- - 市販薬を正しく使用するための指導
- - エナジードリンクの利用についての注意点
これらのトピックを通じて、学生たちは薬物の危険性についての理解を深めると同時に、依存症や社会への影響についても考える機会が与えられます。
薬物乱用防止への取り組み
近大附属広島高・中学校では、これまでも毎年薬物乱用防止講演会を実施しており、生徒に健康で安全な生活習慣を身につけるための教育に力を入れています。特に、発達段階に応じた情報提供を行うことで、薬物使用が心身に及ぼす影響を理解させるアプローチが重要視されています。
学生たちへの期待
生徒たちは講演を通じて、薬物についての正しい知識を得るだけでなく、自らの意思で正しい行動を選択できる能力を育むことを期待されています。これにより、将来的には薬物乱用の未然防止に繋がることが目指されています。
講演会の意義
このような取り組みは、学校教育の中で薬物乱用防止に向けた重要なステップであり、地域社会全体の健康や安全にも寄与するものです。今後も、この講演会を通じてさらに多くの学生が薬物の危険性について意識を高め、適切な行動を選べるようになることが期待されます。
【関連リンク】
附属広島高等学校・中学校東広島校