宇宙タンクベンチ展示
2024-09-11 19:04:01

大阪・関西万博で宇宙ロケット廃材が甦る!アップサイクル家具『宇宙タンクベンチ』展示開始

大阪・関西万博に向けた新たな試み



2025年の日本国際博覧会、「大阪・関西万博」に向けて、独自のアップサイクルプロジェクトが動き出しました。その名も「&SPACE PROJECT」。このプロジェクトにより、民間宇宙ロケットの開発過程で使用された廃材を活用し、新しいプロダクトが誕生しました。特に注目を集めるのが、「宇宙タンクベンチ」と呼ばれるアップサイクル家具です。

宇宙タンクベンチの展示開始



この「宇宙タンクベンチ」は、2024年9月14日から月27日まで、大阪のなんばCITY地下1階に位置するガレリアコートに展示されています。この場所は以前、ロケット広場と呼ばれており、長年大阪ミナミのランドマーク的な存在でした。展示期間中は、宇宙タンクベンチの魅力を直接体感できるほか、ロケット広場の歴史を振り返るパネル展示も行われる予定です。

タンクに秘められた技術



「宇宙タンクベンチ」は、一見シンプルなデザインに見えますが、その背後には高度な技術が詰まっています。使用されているのは、民間宇宙ロケットの試験用燃料タンクです。このタンクは、アルミ合金で構成されており、低温の燃料に耐える強度と、軽量性を兼ね備えています。アルミ板を丸めて半円状に溶接したデザインは、耐久性を保持しながらも洗練された見た目を演出しています。

万博に向けた新たな共創プロジェクト



「宇宙タンクベンチ」は、万博の開催に合わせた「Co-Design Challenge」プログラムの一環として採択されました。このプログラムでは、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、訪れる人々が使う物品の開発を進めています。これは単なる展示にとどまらず、製造現場の見学やものづくり体験を通じて、新たな価値を創造しようという試みです。

&SPACE PROJECTとは



「&SPACE PROJECT」は、宇宙の素材を利用して、新しい製品を生み出すことを目的としたプロジェクトです。北海道のものづくり企業やクリエイターが手を組み、宇宙に関する製品を開発しています。このプロジェクトは、宇宙ビジネスの拡大を目指し、新たな産業創出にも寄与しています。公式ウェブサイトでは、プロジェクトの詳細や参加情報が公開されています(&SPACE PROJECT Website)。

かつてのロケット広場が再び息を吹き返す



今回の展示会場であるガレリアコートは、1978年のなんばCITYオープンから29年間、「ロケット広場」として親しまれてきました。当時、ここには日本初の静止衛星「きく2号」を打ち上げたN-Iロケットの1:1模型が設置され、訪れる人々に広く愛された場所です。今回の「宇宙タンクベンチ」の展示は、かつての栄光を再現し、さらには新しい価値を提供する試みでもあります。

終わりに



このように、アップサイクル家具「宇宙タンクベンチ」は、大阪・関西万博に向けたエキサイティングなプロジェクトの一環として、多くの注目を集めています。ぜひこの機会に、未来を感じる豊かな体験をしにお越しください。展示についての問い合わせは、&SPACE PROJECTまたはなんばCITYの各担当者までお知らせください。


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会社情報

会社名
ADDReC株式会社
住所
東京都新宿区百人町1-10-15新大久保駅ビル4F
電話番号
03-6709-8779

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