Yogiboの心温まる寄贈
2022-10-05 16:30:11
Yogiboが重度心身障害者施設にルームシューズ寄贈、笑顔の輪を広げる
株式会社Yogiboが提供したルームシューズが、重度心身障害者施設「ここね」に寄贈されたというニュースが、心温まる話題として広まりつつあります。この寄贈は、Yogiboが参加する社会課題の解決に取り組むプロジェクト「TANZAQ」の一環であり、医療的ケアを必要とする子供たちに少しでも快適な環境を提供しようという試みの成果です。「ここね」は東京都に4つの事業所を持つ通所施設で、主に医療的ケアが必要な子どもたちを支援しています。各事業所には25名弱の登録者があり、放課後デイサービスでは47名の子どもたちが在籍しています。
「ここね」での活動内容は、単なる通所スタイルに留まらず、季節ごとの行事やリハビリ、教育的な遊びを通じて、心と体の成長を促進するプログラムが豊富に用意されています。子どもたちが楽しみながらリハビリを行っている様子は、訪れる人々にも笑顔をもたらしています。また親御さんにとっても、医療的ケアが必要な子どもを持つ家族の負担を軽減するための大切な場所となっています。「ここね」では、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えることで、家族の生活を支える役割も果たしています。
今回寄贈されたYogiboルームシューズは、つま先からかかとまでをやさしく包み込むデザインが特徴で、室内での安全な移動を助ける工夫がされています。滑り止めのゴム底は転倒や怪我のリスクを軽減し、子どもたちが安心して動ける環境を提供します。Yogiboのルームシューズは、ボア付きの内装が冬場でも足元を暖かく保ち、可愛らしいデザインも多数揃っています。
この寄贈に対して「ここね」のスタッフからは、色とりどりのスリッパが届き、子どもたちが喜ぶ姿が目に浮かぶとの感想が寄せられました。「パンダやフクロウなどのキャラクターが楽しめる」とも話すスタッフもおり、ルームシューズが子どもたちに笑顔をもたらしている様子が想像できます。また、スタッフからは、これまで寒さに悩まされていた業務も、このシューズのおかげで快適に仕事ができるようになるとの声もあり、寒い季節に向けて期待が膨らんでいます。
これを受けて、特定非営利活動法人アンリーシュの代表、金澤裕香氏は、医療的ケアが必要な子どもたちの受け入れが少ない現状を踏まえ、「ここね」の活動の重要性を強調しました。寄贈を通じてスタッフが快適に働き、子どもたちの笑顔が増えることを願っているとのことです。
「TANZAQ」プロジェクトは、株式会社Yogiboが持つソファブランドの魅力を活かしながら、社会課題の解決を目指す取り組みです。具体的には、社会貢献団体に広告を出し、共に持続可能な社会を作り上げていくことを目的としています。特に、医療的ケアが必要な子どもたちとその家族の生活を支えるための活動には、力を入れているとのことです。
NPO法人アンリーシュは、医療的ケアが必要な児童や家族をサポートするためのメディアも運営しており、家族にとっての有用な情報を発信しています。6000人以上のユーザーが登録するWebメディアや、YouTubeチャンネル「アンリーシュ日記」では、実際の体験を交えた情報を届けており、多くの家族から支持を集めています。
医療的ケアが必要な子どもたちの支援は非常に重要な社会課題です。Yogiboの取り組みや、アンリーシュの活動を通じて、少しでも多くの人にその意義を知ってもらい、関心を持ってもらえることを期待したいと思います。今回の寄贈が、今後も連携を深め、新しい支援の形を生むきっかけとなることを心から願っています。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人アンリーシュ
- 住所
- 東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
- 電話番号
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