パーソルキャリアとUMUが挑む人材育成の新境地
一緒に未来を切り拓く
2026年5月、アメリカ・カリフォルニア州で開催される世界最大級の人材開発カンファレンス「ATD International Conference & Exposition 2026」(略称:ATD-ICE 2026)に向け、パーソルキャリア株式会社とユームテクノロジージャパン株式会社が共同で登壇します。この発表は、両社が営むパフォーマンス向上を支援する新たなハイブリッド人材育成モデルに基づいています。
テーマに込められた意義
登壇のテーマは「Human First, AI Smart」です。これは、AIを効果的に活用することで、従業員一人ひとりの成長を重視する姿勢を示しています。特に中途入社者が迅速に即戦力に成長できるように、AIロールプレイと対人指導を組みわせた研修が評価されての選出です。実際、その実績として営業検定の合格率を約1.5倍に引き上げるなど、目覚ましい成果を上げています。
従来の教育手法の課題
パーソルキャリアはこれまで、中途採用者に対して対面による育成支援を行ってきました。しかし、トレーナーの技術レベルや個人の能力による成長の偏りが問題視されていました。そこで、パフォーマンス向上のための分野において、営業スキルを科学的視点で再定義し、そこにAIと人間の両方の強みを活かすという画期的なアプローチを展開しました。
AIと人の役割分担
育成方法の中身は具体的には、AIを活用した知識や定型スキルの習得には「UMU」のAIロールプレイ機能を用いて反復練習を行います。この部分ではAIの判断力が強みとなる一方、感情や文脈に関するフィードバックは、依然としてトレーナーの役割となります。このような方法によって、各々が持つスキルを最大限に引き出すことができると考えています。
登壇内容のポイント
登壇時には、パーソルキャリアがどのようにして40%の研修労力を削減しながら、営業検定合格率を約48%から70%へと向上させたのかが発表される予定です。また、初期の営業活動量も113%向上させることに成功しています。
ハイブリッドモデルの要点
1.
AIと人の協業: AIは反復練習を支え、感情の部分はトレーナーが担うことで、学びの質を高めます。
2.
明確な数値成果: 研修効率を高めつつ、合格率や活動量の向上を実現。
3.
育成者の役割変革: トレーナーは「教える」から「質問を深める」役割に進化し、新たな教育手法をリードしています。
登壇者の想い
登壇者であるパーソルキャリアの佐々木絢海氏は、「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」というミッションのもと、中途採用者が早期に活躍できる環境作りに取り組んできたと述べています。その中で生まれたハイブリッドモデルが国際カンファレンスで評価されることを誇りに思わせます。
ユームテクノロジーのWilliam Rintz氏も、テクノロジーが人の仕事を奪うのではなく、可能性を拡げるという信念を持っています。彼はこの事例を通じ、AIとの共存が未来の組織開発におけるスタンダードになることを希望しています。
ATD-ICE 2026の概要
ATD-ICEは、人材開発の分野で権威ある国際会議です。2026年も80カ国以上から10,000人を超えるプロフェッショナルが集まり、最新トレンドや革新的なソリューションが共有される場となります。開催地はロサンゼルスで、300を超えるセッションと300社以上の出展が予定されています。
終わりに
パーソルキャリアとUMUが描く人材育成の未来は、多くの企業が直面する課題解決のヒントを提供することでしょう。彼らの取り組みが、国際的にどのように評価されるのか、今から目が離せません。