魚の循環プロジェクト
2025-10-30 11:43:09

横浜発!未利用魚を活用した新しい食の循環プロジェクト始動

横浜発!食の循環プロジェクト始動



株式会社ネオ・エモーションは、グルメ回転寿司「三浦三崎港」などを展開する企業であり、近年の魚離れを受けて、未利用魚の活用や職人育成に取り組む「食の循環モデル」を構築しています。彼らの理念は「魚に関することならすべてやりたい」というもので、2025年11月24日に新しい業態の店舗「まぐろ問屋 二代目マル城 横浜平沼店」をオープンします。

魚離れの現状



日本では若年層を中心に魚離れが進行しており、国民1人あたりの魚介類の年間消費量は1960年代の約40kgから2023年には約22kgにまで減少しました。この消費動向は、肉類の消費量が増加したことにより、2011年には「魚<肉」と逆転しました。水産庁の調査によれば、20〜30代で週1回以上魚を食べる人は約4割未満という結果も出ており、これは調理の手間や機会が減っていることに起因しています。こうした状況を受け、ネオ・エモーションは「もっと日常に、もっと身近に」に取り組むために新業態を立ち上げることにしました。

新業態「まぐろ問屋 二代目マル城」の特長



新店舗は、まぐろ問屋として培った目利きと職人技を活かし、「焼き魚と日本酒」を主軸とする大衆酒場の進化形です。ここでは、未利用魚を有効活用し、環境保護や人材育成にも力を入れています。

店内は、温かみのある古材と暖色を基調としており、約70種類の地酒が並ぶバーエリアや、ライブキッチンが配されています。“魚離れ”という社会課題に対しては、「料理の楽しさ」を再発見できる場を提供し、魚を楽しむことに焦点を当てています。

店舗の主な特徴



1. まぐろ問屋直営の強み: 神奈川・千葉・静岡の市場から直送された新鮮な魚を提供。
2. 未利用魚の積極活用: 規格外や未利用魚を中心に仕入れ、資源循環に寄与。
3. 日本酒と焼き魚の新提案: 蔵元直送の地酒とのペアリングを追求。
4. 環境配慮と人材育成: 30kg未満のまぐろは扱わず、職人を育成する独自プログラムを導入。

店舗概要



  • - 店舗名: まぐろ問屋 二代目マル城 横浜平沼店
  • - 住所: 神奈川県横浜市西区平沼1丁目40-17
  • - 最寄駅: JR横浜駅、東急東横横浜駅
  • - 電話: 045-620-5167
  • - 席数: 50席
  • - 営業時間: 平日15:00~23:00、土日祝11:00~21:00
  • - 定休日: 不定休
  • - オープン日: 2025年11月24日(月)

ネオ・エモーションの理念



ネオ・エモーションは1996年に設立され、都内に11店舗の回転寿司を展開しています。寿司職人の独自の育成プログラムや持続可能な飲食モデルを提供することで、魚文化を次世代に継承する役割を果たしています。彼らのビジョンは、魚をもっと身近に、日常のご褒美として楽しんでもらうことです。魚と日本酒を通じた新たな体験が、この「まぐろ問屋 二代目マル城」で待っています。


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会社情報

会社名
株式会社 ネオ・エモーション
住所
神奈川県横浜市神奈川区山内町1⁻1中央卸売市場水産棟411号室
電話番号
045-620-5291

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