宮﨑製作所、創業65周年を迎えてリブランディングを実施！新たな台所道具へ挑戦

宮﨑製作所の挑戦

新潟県燕市で1960年に創業した宮﨑製作所が、創業65周年を迎える2025年にリブランディングを実施しました。このリブランドの目玉は、待望の新商品『ごはん鍋』です。長年にわたり金属加工技術を駆使した台所道具の自社一貫生産を行う中で、今後の時代に求められる“使い心地”や“暮らしの変化”に応じた製品開発に目を向けることが重要と判断した結果、企業ビジョンを一新しました。

リブランディングの背景と目的

これまでの製品は、多くの家庭で愛用され続けてきましたが、新たな時代に愛され続けるためには進化が必要です。お客様の暮らしをより豊かにするために、毎日の食卓を支える道具を作るというビジョンに基づき、使いやすさとデザイン性を兼ね備えた製品作りに挑戦します。

新ロゴのデザイン哲学

新たに導入されたロゴマークは、シンプルでありながらモダンな印象を与え、親しみやすさを感じさせます。職人技と機械生産を融合させた製品作りのエッセンスを表現し、家庭料理の温かみを感じさせるデザインが特徴です。アートディレクターの木住野彰悟氏が歴史を尊重し、新しいロゴを誕生させました。古くからのマークに手を加えつつ、宮﨑製作所の歩みを継承する形になっています。

『ごはん鍋』で味わう新しい時代のご飯

リブランディング後、最初に発表された製品『ごはん鍋』は、お米の旨みを引き出しつつ、手軽に美味しいご飯を炊くために開発されました。鍋炊きの特長を活かし、風味豊かなお米を引き出す設計です。ステンレス製で取り扱いやすく、吹きこぼれにくい構造で、忙しい日常でも簡単に扱えます。

特徴と利便性

1. 手軽さと美味しさ: 鍋炊きならではのご飯のおいしさを簡単に実現。特別な炊き上がりが日常の食卓に登場します。

2. 機能性の追求: 煮込み料理やスープ料理にも幅広く使え、使いやすさも重視して設計されています。

3. 三層構造: 蓄熱性と熱伝導の両方を実現し、全体を均一に加熱します。

4. お手入れの簡単さ: 段差により吹きこぼれを防ぎ、洗浄も容易。一台で長期間使用できるよう設計されています。

5. チタンタイプ: オンライン限定で販売されるチタンタイプは、お米の風味をさらに引き出す特性を持っています。

今後の展開

今後は、さらなる製品の開発を考えており、両手鍋や玉子焼器など、多彩な選択肢を用意していく予定です。このリブランディングを機に、家庭料理をサポートし、地域の伝統産業の発展に寄与することを目指しています。

販売は宮﨑製作所の公式通販と今後の全国百貨店を通じて行う予定です。

会社概要

会社名: 株式会社宮﨑製作所
代表者: 宮﨑豊
所在地: 新潟県燕市小池 4852-8
創業: 1960年
* 事業内容: ステンレス製の台所道具の開発・製造・販売

リブランディングを通じて、より多くの家庭に愛される道具を提供することを目指します。今後の展開にもどうぞご期待ください。