株式会社SAZO、スタートアップ支援プログラム『J-Startup CENTRAL』に選定される
越境ECショッピングサービスを展開する株式会社SAZOが、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の中部地域版「J-Startup CENTRAL」に選ばれたことを発表しました。このプログラムは、内閣府が選出した「スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市」としての活動の一環であり、中部経済産業局と協力して実施されています。
J-Startup CENTRALとは?
「J-Startup CENTRAL」は、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県に本社を構える有望なスタートアップに対し、政府の優遇措置や民間からの支援を行い、成長を促すことを目的としたプロジェクトです。2021年から始まったこのプログラムには、すでに43社以上が関与しており、中部地域のスタートアップエコシステムを支援する重要な役割を果たしています。
SAZOの特長とサービス内容
AIを活用した越境ECプラットフォームであるSAZOは、ユーザーにとって複雑な海外商品の購入を簡便にすることを目指しています。従来の越境ECでは、商品の購入先を探す手間や、購入後の発送手続き、関税の後払いなど、利用者にとって多くの負担がありました。
SAZOはこれに対し、AIが瞬時に為替レートや関税、配送料、手数料を計算し、国内ECサイトと同様の感覚で海外の商品購入を実現します。また、フリマサイトでのやりとりが必要な場合も、AIエージェントが翻訳や交渉を補助し、ユーザーの利便性を高めています。
成長と将来のビジョン
2024年5月にサービスを正式に開始したSAZOは、その後業績の大幅な成長を達成し、四半期ごとに150%を超える取扱高の増加を記録しています。2025年には、プレシリーズAラウンドで日本郵政キャピタルをリード投資家として、7.1億円の資金調達を完了し、更なる事業拡大の基盤を築きました。
今後の展望として、SAZOは「エージェンティック・クロスボーダーECプラットフォーム」の実現を目指し、これにより世界中の消費者が国際的なショッピングチャネルを利用できる環境構築を進めていきます。特にアメリカや欧州をターゲットに、AIを活用した翻訳や物流インフラの整備を推進する予定です。
ギル・マロ代表のコメント
SAZOの代表取締役社長であるギル・マロは、中部地域に深い縁があると述べ、地域の多くの支援者に感謝の意を示しました。彼は「この地域でのご支援が私たちの力となり、グローバルな成長を実現するための大きな原動力になります」と語り、引き続き地域の関係者への支援を求めました。
まとめ
株式会社SAZOの選定は、越境EC市場における新たな幕開けとなるかもしれません。地域の支援を受けて、さらなる成長と革新を目指すSAZOは、今後も注目される企業であり続けるでしょう。