株式会社hacomonoの経営研修「T2D3」がもたらす新たな視点と成長戦略
株式会社hacomonoでは、経営SaaSシミュレーションゲーム「T2D3」を用いた研修が実施されました。この研修は、経営幹部の育成や社員のエンゲージメントの向上を目指す企業に最適なソリューションです。リブ・コンサルティングの豊富な実績を基にしたこのプログラムは、ただの理論に留まらない、実践的な体験を提供します。
新市場開拓への期待
hacomonoのVP of Marketingである上村さんが語るように、研修の目的は市場特性に応じた最適な成長投資やマーケティング施策の理解を深めることです。参加者たちは、実践的に意思決定を行うことで、各領域への投資をバランスよく進めるための感覚を養いました。
研修の実施と参加者の様子
研修に参加する上で、チーム名やロゴを自ら考え、積極的に取り組む人たちの姿は非常に印象的でした。ゲームが進行する中、参加者たちは活発に意見を交わし、熱気に満ちあふれる雰囲気が醸成されていました。
シミュレーションの中で、一つのマーケットに絞って戦うことにより、業績が鈍化したり、危機が訪れるなど、リアルな経営の厳しさを体験しました。終了後には、「どうやったら勝てたのか」をじっくり考えるメンバーも多く、真の意味での自己反省が見られました。
振り返りのセッションでは、参加者たちが自社の現状とシミュレーションの結果を照らし合わせ、自らの戦略を見直す様子が伺えました。彼らは「このまま進むとゲームのような道を辿ってしまう」、「他の市場にも挑戦する必要がある」といった具体的な意見を交わし、自らの成長を促進していました。
受講者の声
参加者からは、普段の業務では考慮できない「資金調達」などの側面を含め、広い視野での疑似体験ができたとの声が多く聞かれました。また、経営視点で思考する力が強化され、業務における具体的な行動についても再確認できたとのこと。
「T2D3」を通じて、ゲームの難しさや、俯瞰的に物事を考え、理想を描いて判断する重要性を学んだ参加者たちは、将来の経営に対する視座を一層上げられたと感じていました。
株式会社hacomonoの理念と取り組み
hacomonoは「ウェルネス産業を新次元へ」というミッションを掲げ、日本の健康課題解決に貢献するSaaSスタートアップです。2019年から提供を開始した「hacomono」は、顧客管理や予約、決済などをデジタル化し、顧客体験の向上に寄与しています。現在、7,000店舗以上の導入実績を誇ります。
hacomonoの成長には、今後の市場拡大や施策の見直しが必要です。そのためにも、「T2D3」を通じた研修は、経営者や幹部層にとって必要不可欠な体験となるでしょう。今後、こうしたシミュレーション研修は、経営者が直面する難しい意思決定を支援し、現場のメンバーとの一体感を育む重要な手段として位置付けられています。
まとめ
経営シミュレーションゲーム「T2D3」を通じて、参加者たちは経営の真髄を体感し、視点や思考を広げ、組織力を高めることに成功しました。hacomonoが提供するこの研修は、今後も多くの企業にとって必要不可欠なツールとして広がりを見せることでしょう。