新潟で働く魅力を引き出す新たな試み
新潟県に本社を置く株式会社採用戦略研究所が、プロバスケットボールチーム「新潟アルビレックスBB」とのパートナーシップを2026-27シーズンより開始することを発表しました。この連携は、新潟の企業と求職者との距離を縮め、県内スポーツを通じて地域の魅力をより広く伝えることを目的としています。
新潟の採用課題とその解決策
近年、地域企業の採用活動は苦戦を強いられています。都市部の大手企業と比較して、地方の企業は給与や待遇面で劣るとされがちです。しかし、採用戦略研究所は、問題の根本に「企業の魅力が適切に伝わっていない」という点があると考えています。
同社は、2025年から1年半の間に約150社の経営者へのインタビューを通じて、この地域の本当の魅力を探求してきました。その結果、求職者が聞きたいのは「どんな人たちと、どんな想いで働くのか」ということであり、給与や制度の比較だけではないことがわかりました。
スポーツクラブとの連携の意図
新潟アルビレックスBBは、シーズンを通じて多くの県民が集まるホームアリーナ「シティホールプラザ アオーレ長岡」を拠点としています。この場所は、地域の人々と企業が直接触れ合い、コミュニケーションを図る理想的な環境です。
採用戦略研究所がこのバスケットボールクラブと提携することで、経営者と新潟で働くことに興味のある人たちが同じ場所で出会い、交流できる機会を創出することを目指しています。これは、新潟を誇りに思う企業が求職者にその魅力を伝える絶好の場となります。
経営者の声が求められる
同社の代表である郷戸理永氏は「新潟には全国に誇れる技術と志のある経営者が揃っていますが、依然として人材確保に苦労しています。理由は、魅力の不足ではなく、その情報が届いていないことです」と話しています。
この問題を解決するためには、地域全体で新潟の魅力を構築していくことが重要ですと彼は強調しており、「アルビレックスBBは、新潟の人々を世代を超えてひとつにさせる貴重な存在である」とも述べています。これにより、採用活動を超えたコミュニティ作りを目指しています。
地域の魅力を伝えるメディア戦略
「新潟社長図鑑」という経営者インタビューを通じたメディアも運営し、地域の魅力を多角的に伝える取り組みが進んでいます。このメディアの運営を通じて、採用戦略研究所は様々な企業と求職者の絆を築くための様々な活動を展開。一方的な求人の発信ではなく、それぞれの企業の個性や魅力を伝えることで、求職者との信頼関係を育む方針です。
新潟県の採用課題に直面する企業にとって、この新たな取り組みは未来を見据えた一歩となることでしょう。新潟アルビレックスBBとのコラボレーションを通じて、地域の魅力を最大限に引き出し、企業と求職者が共に成長できる場を提供していく所存です。