株式会社カネカソーラーサーキットが新しい通気制御コントローラーを展開
東京都港区を拠点とする株式会社カネカソーラーサーキットが、「日本の四季を通じて快適に暮らせる理想の住まいづくり」を掲げ、通気制御コントローラーの新機種「SCナビゲーター」を市場に投入しました。この新しいモデルは、ソーラーサーキット(SC)ナビシステムの表示および操作インターフェイスが一新され、より分かりやすく、扱いやすくなっています。
SCナビシステムの特徴
SCナビシステムは、外断熱・二重通気工法を採用し、地域や季節、外気温度に応じた通気制御モードを自動で切り替えるシステムです。通気制御コントローラー「SCナビゲーター」は、ユーザーのライフスタイルに合わせた通気タイミングの調整が可能で、特に台風やゲリラ豪雨などの急激な天候変化に対応した緊急停止機能も搭載しています。
新機種では、こうした機能の操作性が向上し、各通気モードでの効果を直感的に把握できるビジュアル・インターフェイスが追加されています。これにより、動作状況をリアルタイムで確認することができ、ユーザーの利便性が高まります。
環境変化への対応
SCナビゲーターは、2008年に初登場して以来、累計2,000棟以上に導入されています。しかしながら、近年の気候変動や高断熱化による建物仕様の多様化が進んでいる中、さらなる機能向上が求められています。この新しい通気制御コントローラーは、そうした環境変化に適応できるように設計されています。
株式会社カネカソーラーサーキットは、今後も他社にはない快適な住環境を提供するためのソリューション製品を開発し続けていく方針です。
外断熱・二重通気工法の利点
外断熱・二重通気工法は、小屋裏や壁内に通気層を設け、内部の湿気や熱を効率よく排出する木造住宅工法です。この工法では、特定の専用部材を使用して、壁内を通気させることで熱のこもりや湿気だまりを防ぎます。具体的には、小屋裏に給気口や排気ファンを設置し、基礎には床下ダンパーを配置することで、安定した地温を活用した通気システムが構築されます。
このようにして屋内からの熱輻射や壁内結露を抑制することで、長期間にわたり安心して住み続けられる家作りに貢献しています。
企業紹介
株式会社カネカソーラーサーキットは、全国の提携工務店に対し、ソーラーサーキットの技術ノウハウを提供し、他社の住宅性能を最大限に引き出すための指定部材も販売しています。ソーラーサーキットを用いた住宅建設には、各地域の契約工務店との建築請負契約が必要です。
公式ウェブサイトはこちら:
カネカソーラーサーキット
このように、カネカソーラーサーキットは技術革新を通じて、快適で持続可能な住環境を実現するための努力を続けています。