フジコーと川内優輝選手の新たな契約
北九州市に本社を構える株式会社フジコーは、2023年のドーハ世界選手権マラソン日本代表に選ばれた川内優輝選手とアンバサダー契約を締結しました。この提携により、フジコーの最新の空気消臭除菌技術が、アスリートである川内選手の日々のパフォーマンス向上に寄与することが期待されています。
フジコーとは?
フジコーは1952年に設立された企業で、主に鉄鋼関連事業を展開しています。同社は、鉄鋼分野で培った技術を基に、環境事業へも進出し、光触媒を活用した空気消臭除菌装置の開発を行っています。この装置は、消臭と殺菌効果に優れているため、病院や介護施設、および家庭での使用において高い評価を得ています。特に、2016年の「G7伊勢志摩サミット」では、記念品としても採用されました。
また、フジコーは国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で宇宙空間における消臭・殺菌についての研究も行っており、技術力の高さが窺えます。
製品ラインナップ
川内選手が日常で使用している製品には、以下のものがあります。
- - 空気消臭除菌装置(8畳目安): 富士の美風 ブルーデオ
- - 小型消臭除菌器: キラ・エアー
- - 消臭除菌剤: キラ・クリーン
川内優輝選手のプロフィール
川内優輝選手は1987年生まれで、埼玉県久喜市出身です。学習院大学を卒業後、埼玉県庁に勤務する傍ら「市民ランナー」として活動していました。彼はフルマラソンで3度の世界選手権に出場し、2014年にはアジア大会にて銅メダルを獲得。さらに、2018年にはボストンマラソンでの優勝を果たしました。プロランナーに転向してからは540回以上のレースに出場し、全てのフルマラソンでサブ2.5や20位以内の成績を収めています。
川内選手からのコメント
川内選手は、契約締結に対する嬉しい気持ちを以下のように表現しています。「フジコーの製品への信頼性と、企業理念への共感が契約の理由です。特に、消臭装置は私の日々の体調管理に非常に役立っています。」また、同社の技術とオリジナリティーは、自身の競技理念とも共鳴しているとも述べています。フジコーが提供する製品は、日常の体調管理や陸上用品の保管にも活用されています。
まとめ
川内優輝選手とフジコーの契約は、双方にとって大変意味のあるパートナーシップと言えます。今後の川内選手の活躍とともに、フジコーの技術も広がっていくことが期待されます。この新たな挑戦がどのような成果をもたらすのか、目が離せない展開となりそうです。