特定技能人材育成本格化
2022-09-14 15:00:02

人材不足解消へ、ONODERA USER RUNが自動車整備分野でも特定技能人材育成を本格化

人材不足解消へ、ONODERA USER RUNが自動車整備分野でも特定技能人材育成を本格化



株式会社ONODERA USER RUN(以下、OUR)は、これまで介護分野に特化した人材教育・紹介事業を展開してきましたが、新たに自動車整備分野にも参入し、大きな成果を収めました。OURフィリピンアカデミーに在籍する14名の学生が、9月7日に特定技能資格試験に合格したのです。

OURは、事業者様からの要望や、人材不足が深刻化する自動車整備業界の現状を受け、これまで培ってきた経験とノウハウを活かして、この分野への取り組みを開始しました。

フィリピン国内のマニラ、セブ、ダバオに教育拠点を持ち、18歳から25歳までの男女1,210名の学生が在籍しています。彼らは、特定技能資格取得のためのプログラムはもちろんのこと、レジリエンス教育、日本語方言・文化など、日本での安定した就業に向けた独自のカリキュラムを学んでいます。

OURは、高い志と対応力を持つ優秀な外国人人材を育成し、人材不足に悩む事業者様に紹介することで、両者の架け橋となっています。現在、東南アジア5か国で、自社運営の教育施設にて、日本語と特定技能分野の最良の教育プログラムを無償で提供しています。

特定技能試験では、介護分野を中心に、外食、食品製造など、これまで1,705人(内、介護分野1,275人)の合格実績があり、1,331名が内定し、順次入国して就業を開始しています。

一方、自動車整備分野では、日本国内で3,466人の外国人が従事していますが、特定技能の在留資格を持つのは314人にとどまります。政府は、この分野の受入見込数を6,500人と設定し、人材確保の必要性を訴えています。

自動車の保有台数は当面横ばいですが、自動車整備士を志す若者の減少や高齢化が進む中で、業界は人材確保に苦戦しています。生産性の向上や国内人材の確保を目指し、作業効率向上のための設備機器導入、若者向けの職場体験機会提供、賃金水準の改善などが行われていますが、それでも人手不足は解消されず、外国人人材の必要性は高まっています。

OURは、自動車整備分野における人材育成を通して、日本の産業を支える重要な役割を担い、人材不足問題の解決に貢献していくことを目指しています。

ONODERA USER RUNについて



2016年11月に設立されたONODERA USER RUNは、東南アジア5か国(ミャンマー、カンボジア、フィリピン、ベトナム、インドネシア)で人材教育と、特定技能に特化した日本国内への人材紹介事業を展開しています。

学生数は2,951名を数え、これまで特定技能の合格者を1,691名輩出し、1,331名が内定、470名が紹介先での就業を開始しています。日本語・特定技能教育から人材紹介、就業後の生活や資格取得の支援までをワンストップで行うことで、安定して長く働ける人材をご紹介しています。

OURは、長期的なビジョンに基づき、社会的な責任を持って事業に取り組んでいます。東南アジアの優秀な若者に就業の機会を提供することで、国際社会への貢献を目指し、日本の超高齢社会における人材不足問題の解決に貢献しています。

ONODERA GROUPについて



ONODERA GROUPは、株式会社LEOCをはじめ、食・人財・健康・スポーツなど、多岐にわたる事業をグローバルに展開しています。

「お客様に喜びと感動を」「パートナーに成長と幸福を」「社会に貢献を」という企業理念のもと、一人ひとりの「幸せづくり」におけるリーディングカンパニーとして、さらなる挑戦を続けています。

会社情報

会社名
株式会社ONODERA USER RUN
住所
東京都千代田区大手町1‐1‐3大手センタービル5階
電話番号
03-5220-8588

トピックス(経済)

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