大阪の物流新拠点
2025-12-15 15:20:37

大阪市で進化を遂げる物流施設「SGリアルティ・MFLP大阪加島」が始動

大阪に誕生する新たな物流の拠点



2023年12月1日、SGリアルティ株式会社と三井不動産株式会社の共同プロジェクト「SGリアルティ・MFLP大阪加島」がついに着工します。このプロジェクトは、大阪市内で最大となる延床面積21万㎡超という圧倒的な規模を誇り、JR東西線「加島」駅から徒歩約4分という便利な立地に位置しています。

この施設の建設は、物流業界のさまざまな課題を解決することを目指しており、可動性や安全性を備えた最新の物流スペックが導入されます。また、関西圏で数少ない危険物倉庫も併設され、リチウムイオンバッテリーや化粧品、塗料などの保管にも対応可能です。これにより、現代の物流ニーズに幅広く応えることが期待されています。

重要な立地特性



本施設が所在する淀川区は、大阪市内で最も人口と世帯数が集中している地域であり、約81万人がこの周辺に居住しています。そのため、物流業者にとって大きな雇用機会が生まれ、ラストマイル配送のニーズにも対応できる優れた条件が整っています。さらに、周辺には主要な高速道路があり、大型トラックでもスムーズにアクセスできるメリットがあります。

テクノロジーとエコへの配慮



物流施設に求められるスマートな環境も考慮されています。施設内には、太陽光発電システムを導入し、年間エネルギー消費が実質ゼロに近づくことを目指す『ZEB』認証取得を予定しています。また、建物の免震構造により自然災害時の安全も確保されています。大規模な非常用発電機が設置され、万が一の停電時にも72時間のバックアップが可能です。

スペースの機能性と働きやすさ



悪化する労働環境も考慮され、施設内には従業員向けに売店やカフェテリア、ラウンジも併設される予定です。これにより、労働者の働きやすさ、モチベーションの向上にも寄与することでしょう。

佐川急便の拠点設置



この新しい物流拠点には、佐川急便株式会社が入居し、淀川営業所として利用される予定です。これにより、大阪梅田周辺からの荷物の流通がさらに効率よくなり、地域経済にも寄与することが期待されます。

まとめ



「SGリアルティ・MFLP大阪加島」は、最新の技術と環境への配慮を融合させた物流施設であり、その完成は2027年9月を予定しています。今後物流業界に与える影響は計り知れません。サステナブルな社会への貢献を果たしつつ、地域の発展を促進する期待が寄せられています。

大阪市内の物流のさらなる進化を期待し、このプロジェクトの目撃者として、注目し続けたいと思います。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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