シリア独裁政権崩壊とその後の中東情勢
2025年1月28日(火)、毎日新聞社が主催する特別オンラインイベント「シリア独裁政権崩壊の現場からー中東情勢の現在地を探るー」が開催されます。このイベントは、昨年12月にアサド政権が崩壊したシリアの最新の様子と今後の中東情勢に迫るものです。
シリアの独裁政権崩壊
アサド政権は50年以上にもわたって続いた独裁体制の象徴でした。しかし、2024年12月にその政権は崩壊しました。この政権崩壊の後、現地の人々は長年の沈黙を破り、自らの体験を語り始めています。毎日新聞の記者が現地に到着してから数日が経つ中、アサド政権による数々の人権侵害や残虐行為が次々に明らかにされてきました。
暫定政権と今後の展望
現在、シリアの暫定政権を率いるのは、国際テロ組織アルカイダ系の旧反体制派組織です。彼らは女性の権利の尊重などの穏健な方針を掲げていますが、一部の人々には依然として恐怖が根強く残っています。この政治的な動乱の中で、シリアの未来がどうなるかが注目されています。
参加方法とイベントの内容
このイベントでは、ダマスカスの現状や「アラブの春」以後の中東情勢、シリアの将来に関する地政学的リスクについて議論します。参加者は、専門家によるーQ&Aセッションにより、疑問点を直接質問することも可能です。
詳細なイベント情報
- - 日時: 2025年1月28日(火) 19:00~20:30(18:45入場開始)
- - 会場: Zoomウェビナー
- - 参加費: 1,650円(学割1,100円)
- - 対象: どなたでもご参加いただけます
イベントの参加申し込みは、
こちらから行えます。また、参加者にはイベント後にアーカイブを1か月間視聴できる案内があります。
登壇者のご紹介
このイベントには、次の専門家が登壇します。
- - 金子淳(毎日新聞カイロ支局長): 中東・北アフリカの国際情勢を担当し、現地取材を重ねてきたジャーナリストです。
- - 和田大典(毎日新聞写真映像報道部): 災害や事件・事故の現場を取材した経験豊富なフォトジャーナリストです。
- - 三木幸治(毎日新聞デジタル編集本部副部長): 中東の複雑な情勢を深く理解するために現場取材を行ってきました。
モデレーターとしては、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が務め、参加者との円滑なコミュニケーションを図ります。
最後に
このイベントは中東情勢に関心のある方にとって、貴重な情報を得る絶好の機会です。シリアの未来を共に考え、そして共有する場にぜひご参加ください。さまざまな視点からの意見交換を通じて、新たな理解を深められることを願っています。
オンラインイベントは、コロナ禍という社会背景の中で特に重要性を増しています。シリア、さらには中東地域への理解を深める意味でも、是非この貴重な機会をお見逃しなく!