文京学院大学チームがトリドールコンテストで審査員特別賞受賞!
廃棄されるうどんを再利用した画期的なアイデアが評価されました。文京学院大学経営学部3年生のチーム「ひとみんチーム」が、株式会社トリドールホールディングス主催の「第4回トリドール持続可能ビジネスコンテスト」にて見事「審査員特別賞」を受賞しました。
彼らの提案は、廃棄予定のうどんを再利用した新しいお団子「うだんご」。トリドールHDのスローガンである「食の感動で、この星を満たせ。」に共感し、生まれたこのアイデアは、食品ロス削減という社会問題への取り組みと、新たな商品の創造というビジネスチャンスを両立させています。
チームリーダーの大塚愛尋さんは、「優勝を目指し、試作を何度も繰り返し、最高の味を目指しました。予選通過後は毎日ミーティングを重ね、プレゼンテーションの練習にも多くの時間を費やしました。」と振り返ります。決勝戦では、多くの優れた提案の中から「審査員特別賞」を獲得。チームメンバーの努力と情熱が実を結びました。
「うだんご」の可能性
「うだんご」は、審査員からも高い評価を受け、商品化の可能性も現実味を帯びています。大塚さんは「商品化されれば、ミーティングに参加し、世に広めるお手伝いがしたい」と喜びを語ります。これは、学生たちのアイデアが企業に認められ、社会実装へと繋がる可能性を示す素晴らしい事例と言えるでしょう。
熱戦を繰り広げたコンテスト
今回のコンテストには、全国14大学から40チームが参加。その中から選ばれた5チームが決勝に進出しました。コンテストでは、社会の持続可能性や社会課題解決への取り組みが重視され、学生たちは企業における持続可能なビジネスの企画を実際に体験しました。
トリドールHDは、このコンテストを通じて、若者世代の社会貢献への意識向上と、新たなビジネスアイデアの発掘を目指しています。過去には、コンテストで生まれたアイデアが商品化された実績もあるため、今回の「うだんご」にも大きな期待が寄せられています。
学生たちの挑戦と未来
「ひとみんチーム」の成功は、学生たちの創造性と行動力の証です。廃棄うどんの再利用というアイデアは、社会問題解決への貢献とビジネスの両立という、現代社会が求める人材像を示しています。彼らの挑戦は、多くの学生たちに刺激を与え、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩となるでしょう。
このコンテストを通じて、「うだんご」という商品だけでなく、学生たちの社会への貢献意欲、そして企業と学生が協働して社会課題を解決する可能性が改めて示されました。今後の「うだんご」の展開、そして学生たちの活躍に注目しましょう。