建設業務の効率化を図る「位置プラス®」シリーズの新展開
2024年4月、建設業界では時間外労働時間上限規制が適用される予定です。これを受け、朝日興産が展開するアプリ「位置プラス®」シリーズは、施工管理者と技能労働者が直面する業務負担の軽減と生産性向上を目指しています。この施策の一環として、同社はレンタル会社との連携を増強し、業務支援を拡大しています。
提携の背景と新たな仲間
これまで朝日興産は、2020年3月から3社のレンタル会社を通じて「位置プラス®」シリーズの提供を開始し、多数のパートナー企業と協業してきました。この度、建機レンタル会社の「レント」と新たに提携し、提携先のレンタル会社は合計10社に増えました。これにより、より多くの建設現場で「位置プラス®」シリーズを利用できる環境が整うこととなりました。
「位置プラス®」シリーズとは
「位置プラス®」シリーズは、建設現場での業務向上に特化した生産性向上ツールです。具体的には「高車管理」「レンタル品管理」「進捗管理」「位置プラス探」の4つのアプリがあり、特に「高車管理」と「レンタル品管理」は、現場内での位置情報をデジタル管理することを可能にしています。これにより、仮設資機材の位置を可視化し、コスト削減にも貢献します。
プロダクトの機能と利便性
1.
高車管理
このアプリでは、現場で使用する全ての高車の予約や配置などを一元管理できます。使用協力会社と連携することで、経費の明確化や予約業務の効率化が実現します。オプション機能として提供される「高車キーレスシステム」を利用することで、鍵の受け渡しが不要になり、事故のリスクを軽減します。
2.
レンタル品管理
レンタル商品の台車や仮設照明などをデジタルで管理し、在庫状況を可視化できます。簡易な登録操作が可能で、どの協力会社がどの品を利用しているかの情報を自動で記録します。これにより、無駄な発注や滅失の防止を図れると同時に、適正な請求が実現します。
今後の展望
朝日興産は、今後も「位置プラス®」シリーズの機能強化や新規アプリ開発を進め、建設業界の業務効率化に寄与していくことを表明しています。また、関連企業との強力な連携により、建設現場の共通課題である2024年問題の解消や、デジタル化の推進を図ります。
この取り組みは、建設業界全体の生産性向上に大きく貢献することでしょう。引き続き「位置プラス®」シリーズの進展に注目が集まります。
お問い合わせ
報道関係者向けの問い合わせは、以下の通りです。
株式会社朝日興産 IoT推進事業部
公式サイト
Tel:03-5653-5096
このようにして、朝日興産は「位置プラス®」シリーズを通じて、建設業界の新たな未来を創造しています。