高岡銅器の伝統が織りなす「ritual」
富山県高岡市に本社を置く株式会社本保は、400年の歴史を持つ高岡銅器の伝統を引き継ぎながら、新しいブランド「ritual(リチュアル)」を発表しました。この新ブランドは、上質な音色と天然の香りを通じて、現代の生活にマインドフルネスを取り入れることを目指しています。発表の背景には、江戸時代から続く長い歴史があり、同社は仏具や美術工芸品の製造を手掛け、その技術力は高く評価されています。
今回の「ritual」は、アロマ調香デザインの第一人者である齋藤智子氏とのコラボレーションにより生まれました。彼女が掲げるコンセプトは「音の波と、森の吐息。目には見えない確かな存在」で、人々の日常に静けさをもたらす新しい道具となることを目指しています。従来の枠にとらわれず、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。
新しいプロダクトラインアップ
ritualのコアとなるプロダクトは、伝統的な「おりん」と、日本の木から生まれた香りを組み合わせた革新的なアイテムです。特に「Tree」は、真鍮とウォールナットで仕立てられたおりんで、朝や夜のひとときに心を整える美しい道具として活用されます。その有機的なフォルムは、どんな空間にも調和し、長く深い音の余韻を楽しむことができます。
さらに、ritualはアロマブレンドオイルのラインも展開しており、3種類の香りが用意されています。それぞれの香りには、特有のストーリーや感じ方があり、聴覚と嗅覚が重なり合うことで、より深い体験を提供します。
- - Soh(爽): 雪解けの春朝を思わせる清々しい香りで、杉や柚子が融合。
- - Rin(凛): 余分を取り除き、「在る」ことへと戻るための清らかな香り。
- - Yuh(悠): 静かにリラックスさせ、心地よい眠りへと導く香り。
初出展の見どころ
ritualは、2026年6月10日から12日まで東京ビックサイトで開催される日本最大級の国際見本市「インテリア ライフスタイル」に初出展します。この場で、ブランドの世界観を直接体験できる機会が提供され、訪れることで美しい音色とオリジナルの香りに触れることができます。
この出展は、ただの製品紹介にとどまらず、心を調えるための「句読点」を提供することを目的としています。本保のCOOである本保啓子氏は、長年の経験をもとに、人々の生活に寄り添ったものづくりを続けています。
まとめ
株式会社本保が誇る伝統工芸技術と現代のライフスタイルとの融合により誕生した「ritual」は、音と香りを通じて心の調和を求めます。忙しい日常の中で、内側の静けさを取り戻すための新しいツールとして、私たちに心地よい時間を提供してくれることでしょう。製品の発売は2026年9月を予定しており、今後の展開が非常に楽しみです。美しい音の響きと香りを体感するために、ぜひ「ritual」の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。