本が好きな人、続々!読書アンケートの結果
古代から続く読書の歴史を持つ本。あなたは紙の本派ですか、それとも電子書籍派ですか?最近行われた株式会社ナビットによる「本について」のアンケート調査が面白い結果を明らかにしました。調査には全国の主婦を中心に選ばれた1000人が参加し、それぞれの読書に対する考えや行動が浮き彫りになりました。
本への愛情、6割以上が「好き」!
今回の調査で「本は好きですか?」という質問に対し、65.3%が「好き」と回答。一方で「きらい」という回答はわずか5.0%という驚きの結果が出ました。「どちらでもない」と答えた人が29.7%ということからも、読書が多くの人にとって身近な存在であることがわかります。
年間に読む冊数は?
「年間に何冊の本を読みますか?」という問いには、87.3%が2冊以上の本を読むと回答。その中でも「2~5冊」が最も多く27.7%を占めています。次いで「11~50冊」と、「6~10冊」が続きます。この結果から、多忙な現代に生きる人々がどのように読書と向き合っているかが伺えます。
紙の本vs電子書籍
さらに、紙の本と電子書籍のどちらが好きかを尋ねる質問で、実に76.5%が「紙の本」と回答。一方で「電子書籍」を好む人はわずか7.7%という結果に。便利さから電子書籍を選ぶ人もいるものの、やはり紙の本に根強い人気があるようです。読書の際の触感やページをめくる感覚は、デジタルには無い独特の魅力があるのでしょう。
読書ジャンルの好み
読者が最もよく読む本の種類を調査したところ、「文芸・小説」が38.6%で最多ということが判明しました。これは、多くの人がフィクションで感情や思考を広げることを楽しんでいる証拠です。また、「実用書」や「コミック」にも一定の人気があり、世代を超えて多様な楽しみ方が存在しています。
読書エピソードが続々
アンケートの回答者から寄せられた読書に関するエピソードも色々です。「ノンフィクションに目覚めた」「下剋上シリーズにハマった」といった声が上がりました。また、青春の思い出として「フルーツバスケット」や「神風怪盗ジャンヌ」が挙げられるなど、思い出深い作品が今でも心に残っていることが伺えます。
どちらが自分に合うのか?
電子書籍と紙の本、それぞれに特有の利点があります。紙の本は、視力への影響が少なく、貸し借りも簡単。反対に電子書籍は、いつでもどこでも手軽に読書を楽しめるというメリットがあります。しかし、電子書籍は家族や友人とシェアしにくいなどのデメリットも。どちらの媒体を選ぶかはライフスタイルや好みによるため、賢く使い分けたいものです。
このアンケートを通じて、現代人が本とどう向き合っているのか、興味深い視点が得られました。これからも、読書を通じて様々な世界を探索していきたいですね!