ふるさとLIFEゼミ in 信州が開く新しい扉
都会に住みながら“ふるさと”とのつながりを感じることができる新しいプログラムが登場しました。長野県が主導し、Hue-ish株式会社が運営する「ふるさとLIFEゼミ in 信州」(通称:さとゼミ)は、若者が地域と関わるきっかけを提供することを目的とした実践型のプログラムです。
プログラムの概要
さとゼミは、都市部に暮らす20〜40代を対象にした3ヶ月間のプログラムで、参加者は「ふるさとアンバサダー」として地域との関係を築く機会を得ます。プログラムは8月24日から11月3日まで開催され、東京都内(銀座NAGANO)やオンラインで行われます。参加費は無料で、交通費や現地訪問費が自己負担となるため、気軽に参加できるのが魅力です。
このプログラムは「観光以上、移住未満」という新しい関わり方を提唱しており、都市に居ながら若者たちが地域との関係をもっと深く持てるようにデザインされています。最近では、テレワークや副業が普及し、地域とのつながりを求める声が高まっていますが、その中でも多くの若者が「どう関わるか分からない」という壁に直面しています。さとゼミは、そんな若者たちの“最初の一歩”を支援します。
特徴とメリット
1. 都会と地域を結ぶプラットフォーム
参加者は、都内の銀座またはオンラインで、職場に合わせた週末を中心にプログラムを受講できます。この自由な環境は、仕事を持ちながらでも参加しやすく、多忙な都心の生活に埋没することを防ぎます。
2. 地域の「仕掛け人」との出会い
プログラムには地域を盛り上げる人々との出会いがあり、お話を聞くことで関係性が育まれます。観光では出会えない貴重な人柄や活動を知ることができ、自身の視点を広げる良い機会です。
3. 自分の未来を描く
参加者は、5年後や15年後の自分の働き方や暮らしについて考え直し、未来のキャリアを描けるチャンスが与えられます。また、プログラムを通じて、自身の思いや経験を深めていくことが可能です。
4. 自己の発信力を育成
地域の魅力を自分の言葉で発信することに挑戦し、地域との関わりの中で得た知見や視点を周囲にシェアすることで、自分自身の視座も広がるでしょう。
カリキュラムの概要
このプログラムは、学び、実践し、内省する学習サイクルを仲間と共に回していく形式を取っています。参加者は、各回のセッションを通じて共に学び合い、各自の成長を確認する場を持てます。
参加の流れと募集内容
さとゼミへの申し込みは、公式説明会に参加することが必須です。説明会は複数回開催されており、参加者は運営代表との直接対話を通して具体的な疑問を解消できます。興味を持たれた方は、ぜひオンライン説明会をチェックしてみてください。
このプログラムはこんな方に特におすすめ
- - 転居までは考えていないが、地域との関わりを探ってみたい方
- - 他の都市やプロジェクトでは出会えない人との関係性を求めている方
- - 生活や働き方に新たなヒントを求めている方
- - 自分の思いを言葉にすることで、地域との関わりを深めてみたい方
会社情報
本プログラムは、株式会社Hue-ishが運営しており、同社は2022年に設立。関係人口の創出やラーニングデザインに特化した事業を展開しています。関係人口を増やし、地域を元気づける活動に取り組んでいます。
興味のある方は、ぜひさとゼミに参加し、新しい地域との関係を築く素晴らしい体験をしてみてください。