12月6日に池袋で開催！地域の自然を守るナショナル・トラスト全国大会

地域の自然を守る力を実感する「ナショナル・トラスト全国大会」開催

毎年12月は「寄付月間」として、人々の行動が地域や世界を変えるきっかけとして位置づけられています。この意識を活用し、地域の自然を守るための重要なイベント、「第43回ナショナル・トラスト全国大会」が2025年12月6日（土）に東京都豊島区の池袋、IKE・Bizにて開催されます。この大会は、地域の自然環境を保護するための寄付活動とその重要性を広めることを目的としています。

今回の大会では、特に土地の公有地化に焦点を当て、地域の自然をどのように守っていくかを考える内容となっています。ゲスト講師として、清瀬市の市長、澁谷桂司氏をお迎えし、先進的な自然保護の取り組みについてお話しいただきます。参加はどなたでも可能で、多くの方々の参加を心よりお待ちしています。

「ナショナル・トラスト」とは？

「ナショナル・トラスト」は19世紀の英国で始まった市民運動です。この運動では、自然や歴史的環境を守るために寄付を募り、土地や建物を取得し、永続的に保護することを目指しています。日本でもこの活動は1964年から始まり、現在では多くの地域で実施されています。

東京・池袋で開催されるこの全国大会は、ナショナル・トラストを広めるための重要な機会でもあり、多くの支援者や市民のつながりを促進する場です。今回の大会テーマは「自然を守る－それは自然地を取得すること－」であり、地域の自然環境の減少を食い止め、回復を目指す「ネイチャーポジティブ」や、「30by30」という国際的な目標への取り組みについても取り上げられます。

具体的なプログラム

- 開会あいさつ

(公社)日本ナショナル・トラスト協会の会長、池谷奉文氏からご挨拶

- 来賓あいさつ

さまざまな来賓が挨拶を行います。

- 講演

澁谷桂司市長による「次世代へ自然よ届け：清瀬市における緑地保全の最前線」と題した講演があります。ここでは清瀬市が進める土地の公有地化の取組や、その成果について詳しくお話しいただきます。

- トラスト団体からの報告

日本各地で奮闘しているトラスト団体の事例報告が行われ、活動の背景や現在の取り組みについて共有されます。

- 交流会

大会終了後には交流会を行い、参加者同士のコミュニケーションを深める場を提供します。

参加方法

参加を希望される方は、こちらのリンクから申し込みが可能です。また、電話やFAXでも受け付けていますので、必要事項を記入の上、申し込んでください。参加費は無料で、交流会は大人2000円、18歳未満は無料です。

このナショナル・トラスト全国大会は、地域の自然を守るための具体的な行動について考える貴重な機会です。皆様の参加を心よりお待ちしています。