株式会社ハークスレイとTKPの業務提携に向けた新たな展開
株式会社ハークスレイとTKPの業務提携に関する発表
2025年4月、株式会社ハークスレイは株式会社ティーケーピー(TKP)との業務提携契約を締結したことを正式に発表しました。この提携により、食のインテグレーション企業であるハークスレイが持つ事業と、空間サービスに強みを持つTKPとの連携が実現します。
業務提携契約の背景と目的
ハークスレイは食料の生産から消費に至るまでの全ての活動をプロデュースし、「すべての人の健康と幸せを願い、豊かな明日を創造する」という理念のもとに業務を展開しています。また、子会社である味工房スイセンは、「おいしさに真心をこめて」というスローガンのもと、仕出し料理やケータリング、お弁当宅配などを手掛け、クオリティの高い食体験を提供しています。
一方でTKPは、創業以来、空間の再生と価値創造のプロフェッショナルとして、全国に275の貸会議室や宿泊研修施設を展開し、年間約3万社の顧客にサービスを提供する企業です。この度の提携によって、両社はそれぞれの経営資源を活用し事業効率の向上を目指し、さらにはケータリング事業の拡大や企業価値の向上を図ることが期待されています。
提携内容の詳細
この業務提携では、以下の主要な内容が設定されています。
1. 営業施策の協業: 味工房スイセンのビジネスの発展を図るための販売活動や食材の共同購入。
2. TKP顧客向け施策: TKPの顧客に対する弁当やハークスレイ製品の販売施策の検討。
3. 企業価値向上施策: 両社間での企業価値向上に向けた施策の模索。
これらの施策を通じて、新たな事業機会を創出しつつ、サービスの質や効率を高めていく計画です。
株式譲渡について
業務提携の一環として、ハークスレイは味工房スイセンの普通株式1,400株(発行済み株式総数の35%)を2025年4月24付でTKPに譲渡することが決まっています。この譲渡により、TKPの施設内で行われる懇親会やパーティー案件でのサービス供給が安定化され、オペレーションの効率化や新商品の共同開発が進んでいく見込みです。
企業の概要
ハークスレイは、1980年に設立され、「食のインテグレーション企業」として活動しています。代表取締役会長兼社長の青木達也氏の下、高い品質の商品やサービスを提供し続けています。また、TKPも相応に設立からの成長を遂げ、2024年には365億円の連結売上高を計上しています。両社の連携により、今後の事業発展が期待されます。
まとめ
ハークスレイとTKPの業務提携は、両社の強みを活かし、食事提供における新たな価値創造を成し遂げるための重要な一歩です。今後、顧客にとってより良いサービスが提供されることを基に、ビジネスの発展と企業価値の向上が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ハークスレイ
- 住所
- 大阪府大阪市北区鶴野町3-10
- 電話番号
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06-6376-8088