中学生2人が憧れの藤井聡太竜王に花束を贈呈した感動の夜

中学生2人が贈る花束、その裏に秘められた熱い想い

2025年10月15日、福井県あわら市で行われた竜王戦第2局の前夜祭。会場は満席となり、緊張感が漂う中、2人の中学生が登壇しました。彼らは藤井聡太竜王と佐々木勇気八段に花束を贈るという特別な役割を果たしました。

藤井聡太竜王に感謝の気持ちを伝える須長篤司さん

花束を渡したのは明道中学校の須長篤司さん（2年生）。昨年に続き2回目の贈呈となった須長さんは、「去年は緊張して声をかけられなかったんです。でも、今年は前より堂々とできて、”頑張ってください、応援しています”って伝えました。」と、胸の内を明かしました。また、藤井竜王からは「ありがとう」という言葉を受け取ったそうです。目の前で藤井竜王を見た感動を「近くで見たら、テレビで見るよりも本当にすごい人だなと思いました。生で見て、余計まぶしく見えました。」と語り、普段はテレビで試合を見ている彼にとって、その瞬間は特別なものだったでしょう。あわら市についての感想も尋ねると、「旅館がきれいだなと思いました。」と笑顔で答えました。

佐々木勇気八段のオーラに圧倒された池田円花さん

一方、佐々木勇気八段に花束を贈ったのは敦賀市立粟野中学校の池田円花さん（1年生）。彼女は「はじめて見て、めっちゃ緊張しました。」と振り返ります。しかし、池田さんもこの夏に開催された朝倉将棋大会で優勝を果たしており、藤井竜王から優勝のお祝いの言葉をかけられたことは大きな喜びだったようです。「生で見た印象については、いつもテレビで見て、かっこいいと思ってるけど、目の前で見るとオーラがあって、“プロ棋士だなあ”って思いました。」と、その魅力に圧倒された気持ちを伝えてくれました。対局については、「最後の最後までどっちが勝つかわからない、難しい試合をしてほしいです。」と期待を寄せありました。あわら市についても、「学校で”福井の見どころ”を調べたときにあわら温泉が出てきました。温泉に入ったら疲れがとれていいなって思います。」と、笑顔で答えています。

伝えたい気持ち、心の中に

「今日の喜びを、誰に伝えたいですか？」という質問に対し、須長さんは「弟とお父さんに」、池田さんは「お母さんと弟、友達に」と、互いの喜びを共有したい気持ちを述べました。この特別な瞬間は、彼らにとって忘れることのできない思い出として心に残ることでしょう。舞台の上で贈った花束は、憧れの背中に届く「まっすぐなエール」として証しとなりました。

あわら市の魅力を知ろう

今回のインタビューは、あわら市の特別なイベントを通じて若者たちが抱く憧れや夢の一端を感じるものでした。まち自体も北陸の温泉地として名高く、多くの魅力に満ちています。あわら温泉をはじめとする地域の特色が詰まったこの市を訪れ、最後のひとときまで楽しむことが重要です。地域の文化や温泉、自然の美しさに触れ、心を豊かにすることができるでしょう。

あわら市の公式Instagramでは、第38期竜王戦第2局の様子や勝負飯の速報が発信されています。フォローして、あわら市の贅沢なひとときをぜひチェックしてみてください。さらに、あわら市へのふるさと納税の情報も満載です。地域を応援することで、心温まる体験が待っています。あわら市の魅力を存分に感じてみてはいかがでしょうか。