サウナ業界初の快挙!THE TANADA SAUNAが審査員特別賞を受賞
岡山県久米郡久米南町に位置する「THE TANADA SAUNA」が、先日開催された「第10回 ジャパン・ツーリズム・アワード」において、特に優れた審査員特別賞を獲得しました。この賞は、サウナ事業が受賞した初めての例であり、その斬新な取り組みが高く評価されています。
美しい棚田とサウナの融合
「THE TANADA SAUNA」は、令和6年7月1日にオープンし、棚田を見渡す絶景サウナ付き宿泊施設として、多くの訪問者を迎えています。この施設は、収益の一部を棚田の景観保全に使用し、「サウナに入れば入るほど棚田の景観が守られる」という地域経済循環モデルを実践しています。絶景を楽しみながらのウェルネス体験は、観光客にとって新しい魅力となっています。
限界集落の未来をサウナで守る
上籾地区は、「日本棚田百選」にも選出された美しい棚田が広がる地域でありながら、人口70人という限界集落です。高齢化の進行とともに、従来の米の販売だけでは維持が難しい状況に直面していました。そこで地域住民は「上籾みろく農場協議会」を結成し、保全活動を進めてきました。この取り組みに株式会社インプリージョンが参加し、サウナ付き宿泊施設が誕生したのです。
地域循環を支える4つの仕組み
「THE TANADA SAUNA」では4つの経路を通じて地域へ利益を還元しています。
1.
環境:保全財源の還元
売上の一部が草刈りや維持管理のための費用として還元され、棚田の景観保全を助けます。
2.
経済:棚田米の全量買取
地元の棚田産米を適正価格で買い取り、宿泊客に提供します。これにより、農家には安定した収入が確保されます。
3.
社会:雇用創出
地元から清掃や洗濯スタッフを雇用し、新たな雇用の機会も生まれています。
4.
労働:援農プログラム
宿泊者が農業体験を通じて参加できるプログラムを実施し、地域の人手不足の助けになります。
今後の展望:全国への展開
開業して以来、多くの利用者を迎え入れ、地域経済への貢献を果たしています。観光の力を借りて日本の原風景を保存するこのモデルは、全国の棚田地域や限界集落での応用が期待されています。今後は全国の地域事業者と連携し、地域資源の保全と活性化に向けた取り組みを進めていく所存です。
アクセス・営業情報
「THE TANADA SAUNA」へのアクセスは、JR岡山駅から津山線に乗り換え、弓削駅で下車後、カッピーのりあい号を利用する方法などがあります。詳細は公式サイトを参照してください。営業は木曜日から月曜日、完全事前予約制で行われています。
公式サイト:
THE TANADA SAUNA