新型避雷針『避雷ドーム』
2025-08-04 11:03:10

インドネシア初導入!新型避雷針『避雷ドーム』がもたらす社会的な変革

新型避雷針『避雷ドーム』のインドネシアにおける初導入



エイトレント株式会社は、雷の発生頻度が非常に高いインドネシアで、画期的な避雷針『避雷ドーム』を初めて設置しました。この革新的な技術は、ただの避雷針とは異なり、雷を“落とさない”ことを目的としています。

雷大国インドネシアの現状



インドネシアは、赤道直下の特有な気候や山岳地形の影響で、世界的に見ても雷が頻繁に発生する地域として知られています。ここでは、送電や通信設備への落雷による被害が深刻な社会問題となっており、産業活動の停滞や地域住民の生活を脅かしています。従来の避雷針は落雷を誘導する仕組みですが、その結果、雷サージやミスリードといった問題も生じていました。

落雷を抑制する技術『避雷ドーム』とは



新型の『避雷ドーム』は、従来の避雷針の発想を一新し、“落雷を抑える”という逆転の発想から生まれた製品です。特に注目すべきは、雷雲と地面の放電パスを形成しづらくする「お迎え放電」を抑制する点です。これにより、雷の発生そのものを防ぐことが可能です。

4つの特長



1. 信頼性の高い保護性能
設置高さ20mで最大100mの半径を保護できる設計。これまで日本国内で約4,300カ所での実績があります。

2. 導入の容易さ
既存の避雷針とその導線を活用し、取り替えるだけでリプレイスが可能です。

3. 屋外でも活躍
特に屋外イベントでは、仮設足場に設置することもでき、映像技術を用いた高所設置も可能です。

4. 法律に則った対応
日本の建築基準に準じて設計されているため、安心して導入できます。

インドネシアでの導入について



今回の導入先は、インドネシアの西ジャワ州にある新設の建機整備工場です。近隣での雷による影響が深刻であるため、高度な落雷対策が急務でした。エイトレント株式会社は、日本から国際航空便で製品を輸送し、約2週間で設置作業を完了しました。

期待されるメリット



  • - 停電や通信障害を減少: 落雷による障害を低減することで、安定した運営が期待されます。
  • - コスト削減: 高価な機器やシステムの損傷を防ぐことから、修理や交換にかかるコストも低下。
  • - スタッフの安全: 作業環境が改善され、従業員の安全を確保。
  • - 信頼性とブランド価値の向上: 施設全体の評価も高まり、安全性が訴求できるようになります。

今後の展開



エイトレント株式会社は、インドネシアにおけるこの初導入を成功の第一歩と位置づけ、さらなる事業展開を図ります。特にジャカルタやスラバヤ周辺の工場や物流センターへの展開を検討しています。

代表者のコメント



エイトレント代表の井谷氏は、「落雷を抑制する避雷針が社会課題に貢献することを嬉しく思います。今後も品質保証体制を強化し、安全な社会作りに努めていきます」と語っています。

会社概要



エイトレント株式会社は、東京都品川区に本社を置く企業で、1963年に設立されました。従業員数は217名を超え、オフィスからイベント関連商品まで幅広いレンタル・販売を手掛けています。

詳細については公式サイトをご覧ください。エイトレント株式会社公式サイト


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会社情報

会社名
エイトレント株式会社
住所
東京都品川区北品川5-1-18大崎ツインビル東館 8F
電話番号
03-6871-8880

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