加賀依緑園の工芸展
2025-08-01 14:20:00

加賀依緑園で開催される月替わり工芸展の魅力を探る!

加賀依緑園で魅力溢れる工芸展が開催される


加賀市にある文化観光施設「加賀依緑園」では、地域の才能を育む月替わりの工芸展が行われています。このイベントでは、金沢を拠点とする作家たちによる個展が交互に開催され、訪れるたびに新しい芸術を体験できる貴重な機会を提供しています。

つまみ細工装身具展


2025年8月5日から9月2日にかけて、つまみ細工作家の清水由佳氏による「つまみ細工 装身具展」が開催されます。この展示では、約60点の作品が出展され、大正モダンや異文化の影響を受けた自由でボーダーレスなデザインが特徴です。清水氏は、つまみ細工の技法を用いて、かんざしや耳飾り、首飾りなどを作成し、和装と洋装の双方に合う美しい装身具を提案します。彼女の視点から見た、伝統的な技法と現代的な感覚の融合がどのように表現されるのか、訪れる人々は必見です。

清水氏はこの個展に関する思いを語り、「つまみ細工は装身具としての魅力を持ち、女性を美しく飾るアイテムとして重要な役割を果たしています。今回はさらに自由でボーダーレスな作品づくりに挑戦しました。」と述べています。

雪の詩展


続いて、2025年9月5日から10月5日まで、ガラス作家である保木詩衣吏氏の個展「保木詩衣吏 展 -雪の詩-」が行われます。彼は板ガラスを利用し、焼成と研磨を経た作品を通じて、雪や落葉といった儚い瞬間を表現しています。約40点を展示予定で、器やオブジェが静かに語りかけるような作品ばかりです。保木氏は、器に宿る時間や感情を丁寧に映し出すことで、観覧者を感動させる独自の世界観を創り出しています。

保木氏は、「器は思いのかたちである」と語り、その想いが作品の根底に流れていることを強調します。このような作品たちは、ただの芸術品ではなく、見る者の心に深く響くメッセージを持っています。

加賀依緑園の魅力


加賀依緑園はその名の通り、伝統と自然が共存する場所として知られ、四季折々の美しい景観が訪れる人々を魅了します。歴史的な背景を持つこの施設は、明治時代に建てられた建物を利用しており、館内には伝統的な和のスペースが広がります。モダンな工芸展と共に、展示室や庭園など、訪れる人々は日本の歴史と美を体感できるでしょう。

体験イベントも魅力的


加賀依緑園では、月替わりの工芸展の他にも、様々な体験イベントが準備されています。8月には「タイルコースター作りのワークショップ」が行われ、参加者は自分だけのコースターを制作することができます。また、「KIMONO週間」では、和装で来園すると特別割引が適用される嬉しいサービスも提供されます。

加賀依緑園は、伝統技術を生かした地域文化と現代アートが融合する、特別な場所です。地域活性化にも貢献し、訪れるたびに新たな出会いがあることでしょう。美術や工芸に興味をお持ちの方は、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社リナシェンテ
住所
石川県金沢市八日市3-604
電話番号

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