GLP物流施設に太陽光発電
2024-08-07 12:00:16

テス・エンジニアリング、GLPの物流施設に太陽光発電システムを導入

テスホールディングス株式会社は、日本GLP株式会社が運営する4か所の物流施設に太陽光発電システムを納入することを発表しました。これにより、発電容量は合計約5.7MWに達し、各施設で発電した電力は自家消費に利用されます。

実際に納入される太陽光発電システムは、GLP大阪、GLP上尾、GLP狭山日高Ⅲ、GLP岡山総社Ⅲの各物流施設の屋根に設置される予定です。特にGLP岡山総社Ⅲでは、過去にもテス・エンジニアリングが同施設に太陽光発電システムを設置しており、追加で設置される発電システムから得られる電力は隣接するGLP岡山総社Ⅰへ供給される計画です。このように、施設の屋根の有効活用を通じて、再生可能エネルギーの利用拡大に寄与する取り組みが進められています。

日本GLPは、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、運営する物流施設への太陽光発電システム導入を加速しています。テス・エンジニアリングと提携を結んだことにより、過去にも同社の物流施設に太陽光発電システムを設置しており、その数は現在で63か所に達しました。これにより、エネルギーの地産地消が進み、持続可能なビジネスモデルを築くことが期待されています。

今後、テスグループは「再生可能エネルギーの主力電源化」、「省エネルギーの徹底」、および「エネルギーのスマート化」という3つの領域で事業を展開する方針を示しており、顧客企業の多様なエネルギーニーズに応えることを目指しています。この取り組みの中で、テス・エンジニアリングは顧客の脱炭素化をサポートし、今後の成長を図る考えです。

具体的な納入スケジュールとしては、GLP大阪の発電システムは2024年2月に納入予定で、発電容量は1122.88kW。年間想定発電量は約127万kWhで、CO₂の削減量は約544tとなる見込みです。GLP上尾については、発電容量1138.50kWで年間120万kWhを予定。この発電量は年間電力需要量の約34%を賄うものと見込まれています。

さらに、GLP狭山日高Ⅲでは2527.96kWの発電システムが導入され、約293万kWhを発生させる計画。この中で246万kWhが自家消費され、余剰分は売電に回されることになります。最後に、GLP岡山総社Ⅲでは744.12kWが予定され、約86万kWhの発電を見込んでいます。

テス・エンジニアリングの代表取締役社長、髙崎敏宏氏は「再生可能エネルギーの活用は、持続可能な未来を築くための重要なステップであり、顧客との協力を通じて可能性を広げていきたい」と語っています。今後もこのような取り組みを継続し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて邁進していくことが強調されています。


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会社情報

会社名
テスホールディングス株式会社
住所
大阪市淀川区西中島6丁目1番1号新大阪プライムタワー
電話番号
06-6308-2794

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