SaaS型デジタル保険システム「Inspire」に新機能追加
株式会社Finatextは、SaaS型デジタル保険システム「Inspire」に新たに「契約情報一括取り込み&エラーチェック機能」を追加したことを発表しました。この機能は、SBI損害保険株式会社の動産総合保険団体契約に導入され、2025年10月1日から契約団体が業務コンソールにて利用を開始します。
背景
これまで、団体契約に関連する保険会社への加入者(被保険者)通知業務は主にExcelファイルや紙で行われてきました。SBI損保では、月に数万件もの加入者情報を契約団体から受け取りますが、これを基幹システムに入力する際には、手作業でエラーを確認する必要があり、業務負荷が非常に高いものでした。従って、Finatextはこの通知業務をデジタル化することで、業務負担を大幅に軽減し、より効率的な運用を実現する狙いがあります。
新機能の特長
新たに追加された「契約情報一括取り込み&エラーチェック機能」には以下の特長があります:
1.
CSVファイルのアップロード:契約団体は、加入者情報のCSVファイルを業務コンソールにアップロードするだけで、情報のデータクレンジングと重複、入力エラーのチェックが自動で実施されます。
2.
エラー修正の簡素化:確認されたエラーは、業務コンソール上で直接修正することが可能です。
3.
通知業務のデジタル化:契約団体は、業務コンソールを通じて、保険会社の基幹システムに加入者情報を通知できます。
4.
正確な情報の受け取り:保険会社は、エラーのない状態で情報を受け取ることができ、業務全体の正確性が向上します。
今後の展望
Finatextは今後も「Inspire」の機能拡張を続け、保険業界のデジタルトランスフォーメーションに寄与していくことを目指しています。今回の新機能により保険会社と契約団体双方の業務を効率化し、よりスムーズな業務運営が期待されます。
お問い合わせ
新機能「契約情報一括取り込み&エラーチェック機能」についての具体的な情報や導入については、株式会社FinatextのInspire担当へご連絡ください。メールアドレスは
[email protected] です。
【参考リンク】
Finatextは、金融をサービスとして再発明し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しているフィンテック企業です。今後も新しい金融サービスの開発に取り組んでいくことで、ユーザーに寄り添ったサービスを提供していくことでしょう。