クラフトビールの祭典「ジャパンホップフェスト2024」が東京で開催！

クラフトビールの祭典「ジャパンホップフェスト2024」

概要

2024年10月19日（土）と20日（日）、スプリングバレーブルワリー東京にて「クラフトビールジャパンホップフェスト2024」のメインイベントが開催されます。この盛大なイベントは、日本産ホップ推進委員会及び全国のクラフトブルワリー、ホップ生産者、さらには飲食店が一堂に集結し、ホップの魅力を掘り下げる貴重な機会です。今回のフェストでは、全国から集まった17のブルワリーが参加し、ビールファンに向けて様々なクラフトビールが提供される予定です。特に注目すべきは、今年の収穫から作られた新鮮なフレッシュホップビールの数々や、日本産ホップを使用した多彩なビールの試飲。また、参加ブルワリーの醸造家による楽しいトークショーもあなたを惹きつけることでしょう。

日本産ホップの進化と魅力

近年、国内におけるクラフトビールの人気はますます高まっており、2024年9月時点で国内には828のクラフトブルワリーが開業しました。さらに、これらのブルワリーの多くが日本産ホップに着目し、特有の風味を持つホップが全国各地で栽培されています。イベントを通じて、日本産ホップの使用が進むことで、より多くのお客様にその魅力を知っていただける機会が生まれています。これにより、クラフトビールの市場は拡大し、ビールの多様な楽しみ方が広がっています。

SVBジャパンホップフェア

メインイベントに合わせて、スプリングバレーブルワリーの直営店では「SVBジャパンホップフェア」が開催されます。期間は10月1日から11月24日までで、日本産ホップを使ったビールや、ホップにちなんだ特別フードメニューが楽しめます。特に注目していただきたいのは、岩手県遠野市の「遠野麦酒ZUMONA」が醸造に使用した、日本産ホップの仕込粕で育った「ホップ豚」を使った料理です。このユニークな食材は、ビールとの相性抜群で、食欲をそそること間違いなしです。

新商品情報

イベント開催に先立ち、詳細な商品情報も発表されました。10月18日からはSVB東京で、日本産ホップ「IBUKI」を使用した「フレッシュホップ～最優秀圃場IBUKI～」と、同じく「MURAKAMI SEVEN」を使用した「SVB LAGER ～フレッシュホップMURAKAMI SEVEN～」の2種のビールが発売されます。また、SVB京都では「フレッシュホップ～与謝野の息吹～」が登場します。これらの新商品は、いずれも1,150円（税込）で、350mlのサイズで提供される予定です。

持続可能なホップ生産を目指して

日本のホップ産業は、農業の担い手不足や高齢化の影響で生産量が減少傾向にあります。キリンビールをはじめとした企業は、約100年前からホップの試験栽培を行い、生産者の支援や育成に取り組んでいます。日本産ホップの魅力を広げることで、持続可能なホップ生産を促進することが期待されます。全国でのホップの栽培と使用の拡大は、クオリティの高いクラフトビールを提供する源となるでしょう。これらの取り組みを通じて、ビール愛好者と生産者が共に成長できる未来が求められています。